どこの会社にもいる「話を聞かない上司」。中には自分の意見を押し付けてくるだけのパワハラのような上司もいます。話を聞かない上司だと仕事の「報連相」がしづらかったり、うまくコミュニケーションが取れなかったりしますよね。そこで、ストレス社会に負けないように、話を聞かない上司のタイプと解決策について考えてみました。
友人の職場にも話を聞かない上司が…
私の友人の職場にも話を聞かない上司がいるそうです。その上司は、仕事の相談にいくと、話を最後まで聞かずに自分の意見を被せてくるそうです。
また「意見があったら、なんでも言ってほしい」と言うので、意見を伝えると「そこは君が考えることではない」「君の意見はダメだ」と言われてしまうそうです。
それでは、部下の人は相談をしようという気持ちがなくなってしまいますよね。ですが、自分の上司なので、コミュニケーションを取らないというわけにはいきません。
そういう時、どうすればよいのでしょうか…。ネットで調べてみた情報や私自身の体験をもとに考えてみました。
話を聞かない上司の3つのタイプ
話を聞かない上司には大きく分けて3つのタイプがあると思います。
<1>話を最後まで聞かない
<2>自分が正しいと思っている(自分のやり方にこだわりがある)
<3>承認欲求が強い
たとえば、友人の職場の上司は、話を最後まで聞かない、自分のやり方を押し付ける<1><2>が組み合わさったようなタイプですね。
このタイプを見極めることができれば、どのように対策をすればいいか、分かってくるかもしれません。
タイプを知れば解決策が見えてきた!
タイプが分かった話を聞かない上司には、下記のような「解決策」が有効かもしれません。あなたの職場にいる上司にも応用できそうでしょうか?
◇ ◇
結論から話す→<1>の上司向け
ハキハキと話す→<2>の上司向け
メールで伝える→<1><2>の上司向け
認めてあげる(褒める)→<3>の上司向け
あえて相手に質問させる→<1><2>の上司向け
タイミングを見計らって伝える→<1><2><3>の上司向け
◇ ◇
補足をすると、[認めてあげる]というのは「さすが(上司の名前)さんですね~」「勉強になります!」という感じに、相手を持ち上げる言葉を使います。
[あえて相手に質問させる]というのは、報相連の際に説明を少しおおざっぱにすることで、相手が質問する側に立ち、自分の意見を一方的に言われないようにする方法です。
ただし、いずれの場合も、上司が怒りっぽかったり、短気な場合は、叱られる可能性が高いので気を付けたほうがよいかもしれません。
◇ ◇
上司の性格や仕事のやり方を変えることはなかなかできませんが、自分は変えることができます。自分の対応を変えればコミュニケーションがうまく取れるようになり、なにかとストレスの多い職場の人間関係社会を乗り越えられるのではないのかと思います。
私の友人も解決策をいろいろと試して、少しずつ上司へのストレスが軽減されているそうです。あなたの職場にいる上司についても、いろいろと観察してみれば、今回私が紹介した対処法よりも、もっと優れた解決策が発見できるかもしれません。よりよいコミュニケーションが取れるようになるよう応援しています。