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バリ島でガソリン不足が深刻化…スタンドは長蛇の列→待つためにテント張る人、ウマを移動手段にする人も出現

モトタキ モトタキ

インドネシア・バリ島でのガソリン不足が、SNSで話題になっている。

その状況を漫画で紹介したのは、バリ島在住の漫画家アマットル・キナさん(@ama_kina)。

ガソリンスタンドに長蛇の列が発生し、待つためにテントを張る人が出現。それどころか、ウマに乗って移動する人まで現れるカオスな状況に陥った。原因は、悪天候による流通の乱れによるところが大きいようだ。

ガソリン問題で一番困るのは、どんなことなのか。アマットルさんに話を聞いた。

――ガソリン問題で一番困ったことは?

アマットル:バイク中心の生活なので、ガソリンが手に入りにくくなると日常生活に直接影響が出てしまうことです。 こちらでは外食文化が根強く、私とインドネシア人のパートナーも、毎日の食事はすべて外食です。

さらに、私がバリに戻る前、パートナーのバイクのガソリンが残りわずかというタイミングで、猫たちのペットフードと猫砂が切れてしまいました。 普段、使っているペットフードや猫砂は1店舗だけしか取り扱われておらず、すべてを揃えられるお店に出会うことは稀です。

バリ島では、いつも置いてある商品でも在庫切れになることがよくあり、何軒か回って探すのも珍しくありません。 かといって、オンライン注文だと、ガソリン不足で配達してもらえない可能性もあるため、自力で買いに行くしかありませんでした。

そして案の定、お店に行くと、いつも使っているペットフードが売り切れ。 結局、試したことのないフードを「これ、食べてくれるのかな…。合わなくて吐いたりしないかな…」と、ビデオ通話しながら買うことになりました。

――ガソリン不足の情報は、どうやって手に入れましたか。

アマットル:SNSや、そこで共有されている現地のニュース記事などから得ました。ニュースでは、燃料の供給や輸送に関する情報が報じられていました。一方、パートナーや知人の間では別の憶測も飛び交っていました。

――ちなみにペットボトルを使ったガソリンの転売があったようですが、爆発事故は起きなかったのでしょうか。

アマットル:私が把握しているかぎりでは、爆発事故が起きたという話は聞いていません。 もし起きていたら話題になっていたと思うので、おそらく大丈夫だったのかなと思います。

――乗馬する人は、何人ぐらい見かけましたか。

アマットル:私が見た動画では、漫画に描いた通り3人でした。ガソリンスタンドの敷地内を、優雅に横断していました。

――現在、ガソリン問題は?

アマットル:ピーク時の長蛇の列は、かなり落ち着きました。

対策として政府が導入したのが、ナンバープレートの末尾の数字による給油制限です。10月17日から、ナンバー末尾が奇数なら奇数日、偶数なら偶数日に、安い価格帯のガソリンを給油できるというルールが始まりました。このころから給油待ちの列も、かなり短くなりました。規制は当初10月19日までの予定でしたが、結局23日まで延長され、その後、規制はなくなりました。

ただ、現時点(10月26日)でも空いているガソリンスタンドを見つけて「お、今ならいける!」と行ってみたら、安いガソリンはなくて、中間価格帯以上のものしか売っていないことがあります。行列は短くなったけれど、お財布へのダメージはまだ続きそうです。

   ◇   ◇

ガソリン不足になれば、ここまで世界は変わってしまうのか。日本でもバリ島並みのガソリン不足が起きたとしたら、乗馬を移動手段にする人が出てくるのだろうか。

【アマットル・キナさん関連情報】
Xアカウント
https://x.com/ama_kina

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