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猫「あれ?どこ行った?」とキョロキョロ 中1娘とかくれんぼ→見つけた瞬間……まさかの反応「一生懸命探している顔が可愛い」

渡辺 晴子 渡辺 晴子

目の前にいたお姉ちゃんが、突然いなくなった…。首を大きく動かし、辺りをキョロキョロと見回すキジトラ猫。ようやく姿を見つけると、安心したようにゴロン。その表情豊かな反応に、「一生懸命探している顔が可愛い」「めちゃくちゃキョロキョロしてる」といった声が寄せられています。

動画をInstagramに投稿したのは、名古屋市で暮らす「yuka.yu.mugi」さん(@yuka.yu.mugi)。登場するのは、保護猫の男の子「ピノ」くんと、中学1年生のお姉ちゃん「ゆう」ちゃんです。ほほ笑ましいかくれんぼの背景には、ゆうちゃんが長年温めてきた夢がありました。飼い主さんに話を聞きました。

お姉ちゃんはどこ? いつもより大きなリアクション

撮影されたのは、ゆうちゃんの中間テストが終わった日の夕食後。久しぶりにピノくんと思いっきり遊べるようになり、いつものかくれんぼが始まりました。

テーブルの上にいるピノくんの目の前から、ゆうちゃんがスッと姿を消します。隠れた先は、テーブルの下でした。

するとピノくんは、すぐにお姉ちゃんを探し始めました。首を大きく動かして、あちらを見たり、こちらを見たり。「あれ?どこに行ったの?」と言いたげな表情です。

飼い主さんによると、普段はゆうちゃんが消えた瞬間に驚いて固まったり、立ち上がってテーブルの下をのぞき込んだりするそう。しかし、この日はいつもより反応が大きく見えたといいます。

「ずっと思いっきり遊べなかったお姉ちゃんと、久しぶりに遊べるうれしさもあって、いつもよりリアクションが大きくなったのかな?と思いました」

コメントで「驚いた時足抱えてるのかわいい」と注目されたしぐさも、飼い主さんが普段から見かけるもの。この日はすでに何度かかくれんぼをしていたため、気分が高まっていたのかもしれないと振り返ります。

見つけた瞬間、ゴロン。「もうぼく降参!」

お姉ちゃんを見つけると、ピノくんはテーブルの上でゴロンと横になりました。さっきまでのキョロキョロした様子から一転、ほっとしたように見える姿が印象的です。

飼い主さんには、こんなふうに映ったそうです。

「まるで『もうぼく降参!どこにも行かないで!』と言っているようにも見えました(笑)」

実は、ゆうちゃんはピノくんを迎える前から、Instagramで猫と「だるまさんが転んだ」をする動画を見て、「いつかやってみたい」と思っていました。今ではほぼ毎日のように、姿を隠して探してもらう遊びを楽しんでいるそうです。

回数を重ねるうちに、ゆうちゃんも隠れるのが上手になりました。一方、小学2年生の妹「むぎ」ちゃんが挑戦すると、探している途中でピノくんに忘れられてしまうこともあるのだとか。

今回の動画で、後ろにいるむぎちゃんの落ち着いた様子にも「後ろのお嬢ちゃんはこの出来事に動じない…笑」とコメントが寄せられました。勉強しているようにも見えますが、実際は工作を楽しんでいたそうです。

「ゆうとピノがドタバタしていても、むぎはいつも通りマイペース。それぞれ好きなことをして過ごす、わが家のいつもの光景です」

出会いのきっかけは、お父さんへのプレゼン

ピノくんは2025年5月13日生まれ。生後3カ月だった同年8月、保護猫として家族に迎えられました。

ゆうちゃんは小学1年生の頃から、犬か猫と暮らすことを希望していました。しかし、お父さんが動物を飼うことに慎重だったため、すぐには実現しませんでした。

転機となったのは、むぎちゃんも小学1年生になった夏。「今ならお父さんを説得できるかもしれない」と、ゆうちゃんは夏休みの自由研究で、名古屋市の保護活動や保護猫について調べました。そして、自分の思いと一緒にお父さんへプレゼン。ようやく了承を得られたのです。

その後、名古屋市の施設で開かれた譲渡会で出会ったのが、兄弟猫と一緒にいたピノくんでした。小さな体と大きな目が印象的だったといいます。

長年願っていた猫との暮らしをかなえたゆうちゃんは、遊ぶだけでなく、ご飯やトイレのお世話も担当しています。家族の中で一番抱っこが上手で、ピノくんがお腹を見せた状態で身を任せたり、背中によじ登ったりすることもあるそうです。

「お掃除しよっか」に返事をして、トイレへ案内

ふたりの仲の良さは、かくれんぼ以外の場面にも表れています。

ゆうちゃんが学校から帰ると、ピノくんは小走りで玄関の方へお迎えに。「お掃除しよっか」と声をかけられると、「にゃー」と返事をして、ゆうちゃんより先にトイレへ走っていくのだそうです。

ブラシを持てば、「ゴトン!」と勢いよく横になり、ブラッシングを受ける準備も万端です。

「ゆうの言葉や行動をよく見ていて、ふたりの間でちゃんとやり取りが成立しているように感じる瞬間がたくさんあります」

むぎちゃんに対しては、また違った一面も。体調を崩したときには、部屋のドアの前を何度も行き来したり、普段は乗らない2段ベッドの上でじっと過ごしたりしたことがありました。飼い主さんは、ピノくんにとってむぎちゃんは「ちょっと心配で見守っていたい相手なのかな」と感じているそうです。

家族みんなにとって、ピノくんは大切な家族。飼い主さんが「ピノは私がお腹を痛めて産んだ子」と口にすると、ゆうちゃんから「ピノのお母さん猫に失礼だよ!」とツッコミが入ることもあるといいます。

自由研究をきっかけに出会った、小さな保護猫。今ではお姉ちゃんを探し、帰宅を迎え、お世話の時間にも返事をする存在になりました。動画に映っていたのは、そんな家族の、いつもの温かなひとときでした。

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