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「そんなの連れてきて!」子猫にムスッとしていた父 触れた瞬間「うっひゃー!」とメロメロ 14年後も続く“トムとジェリー”な日常に「最高の2人」

鶴野 浩己 鶴野 浩己

「ののとたつおの物語」――。

そんなコメントとともに公開された保護猫の動画がInstagramで注目を集めています。

写っているのはキジ白猫の「のの」くん(14歳・男の子)と、元高校教師の「たつお」さんです。

子猫だったののくんが、たつおさんの「熱心な教育」によってやんちゃな猫に育つまでをコミカルにまとめた動画では、一緒にかくれんぼをしたり、おもちゃで遊んでいる様子が次々に展開していきます。

やんちゃっぷり全開のののくんと、くしゃっとした満面の笑みが印象的なたつおさん。楽しい暮らしぶりが伝わってくる動画には「最高の2人」「たつおさんの笑顔がたまらん」「たつおがののを大好きって気持ちが爆発してる!」「可愛すぎて何度もリピして見てしまう」などのコメントが寄せられ、2.5万超のいいねが集まっています。

逃げては追いかけ…まるで「トムとジェリー」

投稿者さん(@ozozacco)によると、ののくんとは2012年の稲刈りで出会ったそうです。

「実家の稲刈りの手伝いに行ったときに、田んぼの脇でひとりぼっちで鳴いていました。しばらく様子を見ていましたが、母猫やきょうだいらしき猫もおらず、近くでカラスもたくさん飛んでいたので、実家に連れて帰りました」

投稿者さんの父であるたつおさんは、実は昔、獣医になりたかったほどの動物好き。過去には、猫や犬、うさぎなどを飼っていたそうです。そのため、子猫も歓迎してくれるだろうと思っていましたが、たつおさんの反応は意外なものでした。

「『そんなの連れてきて!』とムスッとしていました。でも、父の腕に子猫をぴとっと触れさせてみたら『うっひゃー!』という感じで瞬殺(笑)。その後、私に猫の平均寿命を尋ねてきて『お前が最後の猫だな』と呟いていたので、命を預かる覚悟など、心のハードルがあったのかなと思います」

たつおさんは、小さいののくんを手でじゃらして遊ばせていたそうです。その「教育」のおかげで「手=獲物」と認識したののくんは、手を差し出すと噛みつくやんちゃな猫に成長。身の回りのお世話をしてくれるお母さんが大好きで、かまって欲しいそぶりを見せているのに長時間気付かないでいると噛みついてくるそうです。

一方でたつおさんは動きも声も大きく、かまいたくて追いかけるので、たつおさんが現れるとののくんの方が逃げてしまうのだとか。でも、たつおさんが去っていくと今度はののくんが追いかけていくそうです。

「逃げては追いかけ…とバタバタしている様子は『トムとジェリー』を思い起こさせます。ののは父のことを遊び相手だと思っているようです」

「ちゃんと人を見ているんだなと思います」

やんちゃな半面、ものを壊したり、壁や家具を引っかいたりはしないというののくん。八つ当たりで噛みついたり引っかいたりすることもあるそうですが、甘えの裏返しのようなそうした行動は、お母さんか投稿者さんにしかしないといいます。

「ちゃんと人を見ているんだなと思います。乱暴な一面はありますが、すごく頭が良くて運動神経も抜群。ののの相手をしていることで、両親の脳と身体も鍛えられている気がします。それにののがいることで、家族の会話も笑いも増えました。ありがたいですね」

投稿の反響について、「元気が出た、笑った、というコメントがいくつもあって、父と猫の日常を楽しんでもらえたことがうれしかったです」と話してくれた投稿者さん。

「ののも父もお互いにいい年なので、元気でわちゃわちゃしている時間ができるだけ長く続いてくれるといいなと思います」

 

投稿者さんのInstagramアカウントでは、ののくんとたつおさんの日常が他にもたくさん投稿されています。トムとジェリーのような2人のわちゃわちゃぶり、気になる人はぜひ覗いてみては?

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