台風25号の影響で堤防が決壊し、周辺に多大な被害をもたらした印旛沼(千葉県)。
SNS上では今、この被害の遠因となったとされる徳川幕府の施策が大きな注目を集めている。
「印旛沼の歴史は、小中学生のころ学んだはずなんだけど忘れてたんで調べなおしたら結構アレだったんで漫画化」
と、自作の漫画を紹介したのはドニーさん(@CwpTBjqHIwuEnyf)。
ドニーさんが漫画で紹介したのは、徳川家康が江戸に入府して以来、行ったといわれる利根川東遷事業。江戸幕府は江戸の町を水害から守り、水運を整備するために本来、江戸湾(東京湾)に注いでいた利根川を銚子方面に付け替えたのだ。
しかし、その結果、印旛沼周辺は水害が頻発。昭和時代に行われた干拓事業によって、ようやく解決を見たかのように思われたが、今回の豪雨で再発してしまったというわけだ。
ドニーさんに話を聞いた。
――この経緯を知った際のご感想をお聞かせください。
ドニー:ある程度ショックを受けました。元・佐倉市民であるため、水害の話は子どものころ聞いていたのですが、一方で納得もありました。当時の江戸の治水事情を考えれば仕方なかったのかと。
――漫画に込めた思いについてお聞かせください。
ドニー:治水については、日本の歴史上で行われたことであるため、その土地…今回は印旛沼周辺に住むことを、安易な自己責任論で片付けるのは違うんじゃないかな?という思いから作成しました。
――投稿に対し、大きな反響がありました。
ドニー:多くの人に今に至るまでの治水事情を知ってもらい、うれしく思いました。
◇ ◇
SNSユーザーたちから、
「水害と常に闘っていた地域出身なので今回の印旛沼の件は身につまされる思いです(汗)」
「東京都も千葉の救災を支援してほしい。徳川家が東京の水災を千葉に流した歴史を思えば、なおさらその責任がある気がする」
「利根川東遷事業で利根川を千葉の銚子方面に流したから、利根川が流れる千葉の各町は洪水被害が酷くなって、毎年のように田畑が流され測量が必要になった。利根川沿いにあった水郷佐原に伊能忠敬が生まれたのは必然だった」
など、数々の共感の声が寄せられた今回の投稿。
読者のみなさんは、ドニーさんの意見についてどう感じるだろうか?
なお、ドニーさんは現役世代、次世代の社会保障負担を下げる「次世代運動」を応援しているという。興味のある方は、ぜひホームページなどチェックしていただきたい。
【ドニーさん関連情報】
▽Xアカウント
https://x.com/CwpTBjqHIwuEnyf
▽社会活動コミュニティ・社会活動メディア「次世代運動」公式サイト
https://jisedaiundo.com/