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「子どもの幸せが親の幸せ」が口癖だった母 何よりもわが子を最優先にしてきた母が自分のために始めたこと【漫画】

海川 まこと 海川 まこと

親になったら、子どもの幸せを願うのは当たり前のことなのかもしれません。けれど、子どもが成長していく中で、「自分の幸せはどうなったんだろう」と考える瞬間があるのではないでしょうか。Instagramに投稿された作品『子供の幸せは親の幸せ』では、作者のかばのきさんが母親との会話をきっかけに、そんなことを考えた出来事を描いています。

ある日、作者は母親から「最近、子どもの幸せが自分の幸せだと思わなくなった」と、少し気まずそうに打ち明けられます。ところが、その言葉を聞いた作者は、驚くどころか「めちゃくちゃいいじゃん」と嬉しくなったそうです。これまでの母親は「子どもの幸せが私の幸せだから」と話しており、いつも子どもと向き合い、全力で愛してくれていました。

この母親の愛情表現は、作者を安心させる一方で、「誰かのためではない、お母さん自身の幸せはどこにあるんだろう?」という違和感にもつながっていたのです。そんな思いがあったからこそ、作者は母親が自分自身のために別のものへ目を向けるようになったことが、とても嬉しかったのです。そんな母親が最近始めたのが、教室に通って習い始めたオカリナです。母親が自分自身の人生を楽しみ、幸せでいてくれることこそが、子どもにとっての幸せだと作者は思うのでした。

読者からは「ほんと母には敵わない。」「親が自分の人生を生きているってすごく嬉しいし、気持ちも楽になります。」などさまざまな声があがっています。

そんな同作について、作者のかばのきさんに話を聞きました。

家の中を見つめていた母、自分に目を向けられるように

ーお母さまとしては「子どもの幸せが親の幸せ」と思わなくなってしまったことについて、後ろめたさを感じていたのでしょうか?

後ろめたさを感じていたようです。母親失格じゃないかと思ったそうですが、そんなわけないですよね。

ー成長するにつれて違和感を覚えるようになったのには、何かきっかけになる出来事や変化があったのでしょうか?

成長して家と学校以外の世界を知り、視野が広がるにつれて自然と感じるようになりました。私の目はどんどん外を向いていくのに、母はずっと家の中を見つめ続けているような感覚でした。

ーお母さまが自分自身のためにオカリナを始めたと知った時は、どのようなお気持ちでしたか?

とても嬉しかったです。やっと自分のためにお金と時間を使ってくれるようになったと思いました。

ーお母さまが「子どもの幸せ」だけではなく、ご自身の人生にも目を向けるようになったことで、親子関係に何か変化を感じることはありますか?

以前から仲が良いので特に変化はないです。でも「老後もこんな楽しみ方ができる」という、育児や家事以外の新たなモデルケースを見せてもらっているなという感覚が生まれました。

<かばのきさん関連情報>
▽Instagram
https://www.instagram.com/kabanokitte/
▽ブログ『かばのきにっき』
https://kabanoki.nbblog.jp/

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