海外で暮らしていると、日本では当たり前だと思っていたことが違っていて驚くことはあるでしょう。そんな出来事を描いた、オーストラリア在住の漫画家・サマ子さんの作品『薬の処方ミス連発されて、薬局変えたら推せる要素しかない薬剤師さんに出会った』がX(旧Twitter)で注目を集めています。
作者の体験では、オーストラリアの調剤薬局には当たり外れがあるようです。悪い例でいうと、本来は50ミリグラムを処方するはずの薬を100ミリグラム処方されることがありました。再診した際に医師がその間違いに気づき、驚くとともに副作用を心配されたそうです。
その他、あらかじめレシートを見せていたにもかかわらず、薬剤師が間違えて別のワクチンの箱を開封してしまい、「開けちゃったんだけど!廃棄なんだけど!どうすんのこれ?」と、なぜか作者が怒られたこともあります。しかもその薬剤師からは、最後まで謝罪はなかったそうです。
度重なる出来事に、作者は「もう行かねーあの薬局!」と怒り心頭。そこで、別の調剤薬局を開拓することにします。
そして新しい調剤薬局で出会ったのが、薬剤師のアンディさんでした。メイクとネイルをきらめかせたアンディさんは、初対面の作者に「ご機嫌いかがかしらぁ~?!」と笑顔で挨拶してくれました。処方箋を受け取ると、先ほどまでの華やかな雰囲気から一転して、テキパキと薬を用意していきます。
さらに、作者の娘の頬が少し荒れていることにも気づき、「あらやだっ!プリンセスのお肌が泣いてるじゃないっ!」と子どもの手を握ると「大丈夫よ!小さなプリンセス!すぐに良くなるわ!」と優しく語りかけてくれました。帰り際には「素敵な1日を~」とウインクまでしてくれ、すっかり心をつかまれた作者は、心の中で「一生通お」と決意するのでした。
読者からは「シゴデキすぎる!少し家から遠くても通ってしまうレベル」や「謝ったら負けみたいな?でも薬のミスは怖いよね」などの声があがっています。そんな同作について、作者のサマ子さんに話を聞きました。
人によって接客の雰囲気やサービスの質が大きく異なるところがオーストラリアらしい
―同作を描こうと思われたきっかけを教えてください。
薬剤師さんに限らず、同じ職業であっても、人によって接客の雰囲気やサービスの質が大きく異なるところがオーストラリアらしいと感じ、漫画にしようと思いました。
―オーストラリアではアンディさんのように個性を生かして働いている方は比較的多いのでしょうか。
「個性を生かして働いている」というよりは、個性的な人であっても、比較的どのような職業にも就けるのがオーストラリアなのだと思います。もちろん、ビジネスオーナーの意向などによって多少変わる部分はあると思います。
―同作には読者から驚きと共感の声が多く寄せられています。こうした反響をご覧になり、どのように感じられましたか?
同じように驚いたり共感したりしてくださる方が多く、やはり日本の感覚では薬のミスはなかなか考えられないことなのだと感じました。オーストラリアでは薬に関するミスを耳にすることも比較的多いため、改めて、日本のサービスのそつのなさや、仕事に対する全体的な意識の高さは素晴らしいと思いました。
<サマ子さん関連情報>
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▽電子書籍『日本で国際結婚式したら超大変でした』(Amazon)
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▽電子書籍『サマ子の豪州ママじゃーなる』(Amazon)
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▽ブログ「サマ子の海外ママじゃーなる」
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