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「スーパーホテル」で“特別扱い”されて大満足……増える「エコひいき」なサービス  客から毎月9000通もの声「すばらしいホテルでした」

太田 真弓 太田 真弓

ホテルで導入している「エコひいき」というサービスに注目が…。はたしてどんなサービスなのか取材しました。

「スーパーホテルでは、客室の歯ブラシを未使用でフロントに返却すると、エコのお礼としてお菓子がもらえるのを知っていますか?
その名も『エコひいき』
日常生活でも地球環境について考えるきっかけとなると嬉しいです」

依怙贔屓(えこひいき)に、エコロジーのエコをかけた「エコひいき」。歯ブラシパッケージには「お使いにならなかった歯ブラシをフロントへお持ちください。お菓子をプレゼントさせていただきます」と書かれています。ほかに2026年9月からスタートしたばかりの新サービスもあるそう。

展開するのは、日本国内に180店舗、海外に2店舗を運営する「スーパーホテル」(本社:大阪市西区)。実は、ホテル業界の環境先駆者とも言える存在です。滞在することで脱炭素社会へ貢献することに繋がる仕組み「CO2実質ゼロ泊」をホテル業界で初めて実現させるなど、業界全体の環境意識向上に貢献しています。

「地酒やカクテル、ソフトドリンクが飲める無料ウェルカムバー」などユニークな施策に取り組み、度々話題となるスーパーホテル広報担当者に詳しくお話を聞きました。

エコに協力してくれた方に…3つのサービス

――「エコひいき」をスタートしたきっかけは? 

スーパーホテルの環境への取り組みは、2001年に熊本県水俣市にある店舗で、公害問題からの復興を目指す市長からの協力要請を受けたことが大きなきっかけです。 

当時、ゴミの分別や節水などに試行錯誤で取り組む中で、イキイキと環境保全に向き合う市民の皆様の姿勢に深く感銘を受けました。そして「環境活動は地球だけでなく、人も元気にする」と実感し、こうした活動を全国の店舗へ広げていくことになりました。 

その中で、お客様に我慢や不便を強いるのではなく、楽しみながら自然と参加できるエコ活動として2008年にスタートしたのが「エコひいき」です。 

「エコひいき」とは、エコにご協力いただいた方を敢えて『特別扱い(えこひいき)』させていただく取り組みです。

未使用の歯ブラシをフロントへご返却いただいた方にはお菓子を、連泊時の清掃なしにご協力いただいたお客様にはミネラルウォーターを、感謝の気持ちを込めてお渡しいたします。 

――どのくらい歯ブラシの返却が?

2020年度分が最新なのですが、全店の年間集計データで357,045件です。 

――当時はコロナ禍でしたし、現在はもっと多そうですね。お菓子の準備は?

店舗によりますが、地域を感じていただけるご当地のお菓子をはじめ、複数種類をご用意していることが多いです。 

歯ブラシをお持ちいただいた際、お子様が楽しそうにお菓子を選んでくださったり、ご当地のお菓子をきっかけに遠方からのお客様と会話が弾んだりと、私どもにとっても心温まる交流のきっかけとなっています。

また、今年はスーパーホテル1号店開業30周年を迎えたことから、記念パッケージの「醤油あられ」を提供している店舗もございます。 

――宿泊客からのお声などは? 

エコやコンセプト全体に共感していただいた方から、毎月9000通ほどのお声をいただいております。 

 ――毎月! たくさんの方々から賛同を得ているのですね。

はい、おかげさまで大変ご好評です。また、2026年9月18日からは3種類目のエコひいき活動を開始しております。ラウンジで自由にお酒やソフトドリンクを作っていただける「ウェルカムバー」をご利用される際に、客室のマグカップまたはマイマグカップをご持参いただくと、お菓子やおつまみをプレゼントする取り組みです。 

エコひいき活動には、「自分にできる小さな行動が環境保全に繋がる」という実感をお客様と共有し、ご自宅や日常生活に戻られてからもエコを意識するきっかけにしていただきたいという想いも込められています。 ぜひ滞在してご自身やご家族で体験してみてください。

◇   ◇

今回の投稿に、
「その土地々々で、貰えるお菓子が違うので各ホテルを回るのが楽しみです」 
「旅行には会社で使っている携帯用電気歯ブラシを持っていくのでいつもチェックアウト時にいただいています」 
「土地の銘菓をいただき嬉しかったです♪ありがとうございました」 
「大阪で利用させて頂きました。クッピーラムネや大阪の雷おこしなど種類が豊富で楽しく選ばせて頂きました」
など、実際にエコひいき活動に参加した方からのコメントが。

また、9000通のお声の中にも、「エコに積極的なホテルで不必要なCO2排出を削減できる工夫があちこちでされており、効果の表示も掲載してあり、環境に配慮したすばらしいホテルでした」「CO2ゼロ泊に驚き、不要な電気は消すようにしました」といった気づきの体験談が届いているそうです。

スーパーホテルでは、前述の「CO2実質ゼロ泊」で、実質CO2フリー電力の使用やカーボン・オフセットを活用することで、CO2排出量を実質ゼロに。朝食ビュッフェでは、希少な有機JAS認定野菜を提供したり、一部店舗では朝食の生ごみを回収・肥料化。その肥料で育った豚肉を再び朝食メニューとして提供しているのです(「食品リサイクル・ループ」の認証を取得)。

そして、朝食ビュッフェで提供している焼き立てパンを、ウェルカムバーの時間帯に提供し、フードロス削減と満足度向上を同時に実現するサービスを行っている店舗もあるのだそうです。

施設・設備の面でも、国産の木材・間伐材を使った家具の導入により、日本の森林保全と地域創生に貢献したり、 節水型シャワーヘッドや全館LED照明などの設備導入で、省エネを実施しているとのこと。また、大阪府立大学名誉教授・清水教永医学博士との研究で「ぐっすり」を探求し、ベッドや寝具、照明、音、香りにまで気を配り、客室環境を整えることにも尽力しているそうです。

滞在するだけで、エコに貢献できたり、快眠が期待できるスーパーホテル。今年開業30周年を迎え、一般公募からオリジナルキャラクター「すぱみん」が登場するなど、眠りへのこだわりをさらにアピール中のよう。次の旅先・出張先の宿で、“エコひいき”されてみてはいかがでしょうか?

【スーパーホテル株式会社関連情報】
■公式サイト https://www.superhotel.co.jp/
■TikTok https://www.tiktok.com/@superhotel_official
■X https://twitter.com/SUPERHOTEL3
■Instagram https://www.instagram.com/super.hotel_official/ 

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