お客様をお招きできる大きなダイニングテーブルやソファはもちろん、コレクションを美しく並べる飾り棚や大きな照明など、充実したインテリアを実現できる広々LDKに憧れたことはありませんか?
一目見ただけで「広い!」と声をあげたくなる「30畳オーバー」の大空間を実現した方から、作ってみないとわからなかった「失敗ポイント」を集めてきました!
広くて明るいLDKが憧れ 30畳の大空間を手に入れたい!
Aさん(関西在住、40代、主婦)夫婦は、2人の子どもと2頭のわんちゃんとゆったり暮らせる家を地元工務店に依頼して建てました。
もともとAさんの夫の祖父母から相続した土地があり、偶然その隣地が売りに出されてスムーズに買い取り、敷地面積としては十分余裕がある状態で間取りを検討できたそうです。
Aさんの希望はとにかく「LDKを明るく、広く、家族が全員LDKに集合していても狭苦しく感じないゆったりとした空間にしたい」というもの。
その希望を反映して、1階のLDKはほぼ間仕切りのない広々とした30畳のスペースになりました。吹抜けのリビング階段で明るさと高さを確保、お風呂などの水回りはあえて2階に持ち上げ、アイランドキッチンにはカウンタートップ用の換気扇を選び、南側は全面庭に面した掃き出し窓に、玄関ホールとリビングとの仕切りもあえてつくらないなど、とことん「視界の広さ」にこだわりました。
そんな広々空間に、育ち盛りの子どもたちもリビングを自由に駆け回るワンちゃんたちも伸び伸びと暮らせることを期待していたAさんだったのですが、実際に暮らし始めていくつかの「後悔ポイント」に気がついてしまいました。
スペースが余って間延びした印象に
Aさん夫婦は新築一戸建てに引っ越す際、主な家具や家電を一新しています。スペースには十分な余裕があるため、特に寸法を測ることなく、家具店に行って気に入ったものを選ぶことができました。
少し詰めれば6人座れそうなゆとりある4人掛けのダイニングテーブルに、大人3人が余裕をもって並んで座れるソファと、壁掛けの大型テレビに大容量の冷蔵庫など、必要そうなアイテムを購入、もちろん余裕をもって配置できたのですが…。
店舗で見たときの印象よりも、実際に置いてみた方がだいぶ小さく見えます。
「ゆとりある空間」ではなく「無駄に広い間延びした空間」になってしまったな…というのがひとつ目の後悔ポイントでした。
空調が利くまでに時間がかかる
2つ目の後悔ポイントに気がついたのは、入居してから3カ月ほど経ってからのことでした。
春に入居したときには気がつかなかったのですが、夏になりクーラーをつけるようになったとき、以前暮らしていた2LDK賃貸マンションの時よりも空調が行き渡るのに時間がかかることに気がついたそうです。
広い分、当然大型のエアコンを設置したものの、部屋全体まで届くのにはそれなりに時間がかかるため、今ではリモート操作で帰宅30分前にはエアコンを作動させています。
壁が少ない分家具の配置が難しい…オシャレな空間にならない
そして、最後のひとつは「ほぼワンルームのような間取りのため、室内に壁部分が少なくて家具の配置が難しい」ということでした。
リビング学習用の作業スペースや、仮眠ができる小上がり、ペットのためのケージスペースと収納など、LDKにあったらいいのにな、というスペースをどう配置すればいいかずっとお悩み中のAさん。
「広ければ自由にレイアウトが組めるし、快適に暮らせるっていうものでもないんですね。将来リフォームをする機会があれば、ちゃんと目的に合わせた適度な間取りに変更したいと思っています」とのこと。
図面から実際の雰囲気を想像するのは、なかなか難しいものですね。