防草シートを敷いたから今年は雑草に悩まされないぞ!と思いきや…?という投稿がSNSで話題になっている。
今年3月、まだ風に冷たさが残る時期に阿部新之助(@abeshin1101)さんは、実家の庭の雑草対策に乗り出した。手には、プロ仕様の防草シートと固定用ピン。「こういう作業好きだー」と自負するだけあり、ピッタリと貼られた防草シートは職人技で、見事の一言。木を囲むように、地面を隙間なく覆い尽くすグリーンのシート。等間隔に、寸分の狂いもなく打ち込まれたピン。来るべき雑草生い茂る夏を完封するための、まさに「完璧な布陣」が仕上がっていた。
「これで今年は一安心」と胸を撫で下ろし、阿部さんは実家を後にした。しかし季節は巡り、目に見えぬ地表の下で静かに、だが着実に"逆襲"の準備は進んでいたようだ。
8月、久しぶりに実家を訪れた阿部さん。そこで目にしたのは、3月の記憶を無残に書き換えるあまりにも絶望的な光景だった。きれいに敷かれた防草シートが隠れるほど生い茂った雑草。膝丈を優に超え、中央の木をも飲み込もうとするほどに伸び、森のようになっている。わずか5カ月で、こんなに成長するとは!
シートの端から執念深く芽を出し、夏の日差しを全身に浴びて巨大化した雑草たち。かつての防草シートは、今や緑の波に呑まれ、所々にその破片を覗かせるのみだ。
SNSに投稿されたこの衝撃的なビフォーアフター。瞬く間に拡散され、閲覧数は40万件を突破した。コメントでは、庭を持つ者たちの共感の声が殺到。「防草シートの下から持ち上げられている」「生命力の執念が凄まじい」。3月に先手を打って勝利を確信したはずだったが、夏と雑草の生命力を侮ってはいけなかった。
阿部さんが投稿した写真から、一筋縄ではいかない庭管理の難しさと、自然の圧倒的なパワーを実感させられた。人間がコントロールしたつもりでも、土は息づき、緑は隙を狙っている。だからこそ、自然との触れ合いはおもしろいともいえるのではないだろうか。
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