「なんか今まで見守っているような、時には見張っているような感じあったのに今日は膝にアゴ乗せして甘えてた……なんだこれ、かわいい」
そんなコメントとともにXに投稿された動画が、大きな反響を呼んでいます。映像に登場するのは、キャンプベッドに並んで腰掛ける1歳の男の子と、その膝の上に顔をあずけて横たわる愛犬の「リン」ちゃん(12歳・男の子)。
片手におもちゃのミニカーを握った男の子は、もう一方の小さな手でリンちゃんの頭をそっとなでます。リンちゃんは心地よさそうに目を細めてーー。
すっかり安心したような表情を浮かべました。
これまで弟を見守る立場だった兄貴分のリンちゃんが見せた、思いがけない甘え姿。小さな手でいたわるように触れる男の子の様子からも、ふたりの間に育まれてきた穏やかな関係が伝わってきます。
この心なごむ光景を捉えた投稿には、7800件を超える「いいね」が寄せられました。
「パッティングの優しさよ。尊……」
「魅惑のタプタプがお膝の全体に乗っててうらやましい」
「お兄ちゃん、片手間にポンポン撫でてるのが小慣れてる感じあってカッコいい」
「突然の甘えモード、たまらないですね。信頼されている証。癒やされる瞬間ですね」
「頭ポンポンが愛に満ちあふれている。わんちゃんも全信頼を寄せているのがわかって眼福」
といった、あたたかなコメントが数多く集まっています。
思いがけない甘え姿に、ママもびっくり
飼い主の、リンちゃんゼルちゃん(@linlinzelzel)さんによると、最近は近所の方から譲り受けたキャンプベッドに、ふたりでよく座っているそうです。
「最近、近所の方からいただいたこのキャンプベッド(コット)によくふたりで座っているのですが、このようにリンちゃんが息子の膝にアゴを乗せて甘えているのを見るのは、このときが初めてでした」
思わぬ甘え姿を目にした瞬間の心境を尋ねると、次のように振り返ります。
「本当にびっくりしました!『リンちゃんが息子に甘えてる!?』と思ったのと同時に、息子が押しのけないか不安もあったので、『かわいいかわいいして〜』と声をかけました。すると、優しく撫でることができてホッとしました。とてもかわいらしくて、癒やされましたね」
その後、息子さんはその場を離れ、空を見上げたり、おもちゃや地面を眺めたりしながら、楽しそうにお話ししていたとのこと。リンちゃんはベッドの上から、そんな息子さんの様子を静かに見守っていたそうです。
少しずつ重ねた触れ合いの時間「愛おしさでいっぱいに」
リンちゃんは息子さんが生まれる前から、飼い主さんのそばか、その姿が見える場所で過ごすことがほとんどでした。それは息子さんが生まれてからも変わらなかったといいます。
「リンちゃんは私にべったりでした。そのため、息子とふたりで遊んだり、自分から体を寄せて甘えたりすることはほぼなく、ときどき匂いを確かめるくらい。息子がその場を離れると私もあとを追うので、リンちゃんは息子の動きを静かに観察していることがほとんどでした」
一方、息子さんが今より幼かった頃には、リンちゃんに強い興味を示す時期もあったそうです。ただ、リンちゃんの負担にならないよう、サークルを活用するなどして、一定の距離を保つよう配慮していました。
「息子の様子を見ながら、成長に合わせて、リンちゃんのご飯を一緒に用意したり、おやつをあげたり、優しくなでたりと、少しずつ交流の機会を増やしてきました。今回、リンちゃんが自分から息子の膝にアゴを乗せた姿を見て、うれしさと愛おしさ、そしてホッとするような気持ちが一気に押し寄せ、とても興奮しました」
お互いのペースを大切にしながら、少しずつ触れ合いを重ねてきたリンちゃんと息子さん。今回見せた初めての甘え姿は、ふたりの距離がゆっくりと近づいていることを感じさせるひとときとなりました。