「ビビりながらカニに挨拶する犬がおもろすぎる」
散歩中に壁を這っているカニを見つけ、そっと鼻を近づけていったのは柴犬の『おこげ』くん。見慣れないものだからか及び腰になりながらもじっと見つめる、その表情豊かな仕草を捉えた動画に多くの反響が寄せられました。
「さるかに合戦 令和ver. で草」
「興味津々でかわいい💕」
「実家のシバちょっかい出して蟹が鼻にはさみキャンキャン鳴いたりしたの思い出した」
「愛おしすぎる カニになってこのかわいい犬をビビらせたい」
恐る恐る顔を近づけては引き、それでもまた気になってカニに近づいていく。セミの声が聞こえる中で繰り広げられた一進一退の攻防を温かく見守る声が相次いだほか、似たような光景を見たという体験談を寄せる方もおられました。まるで童話の一場面を見ているような、ほのぼのとしたやりとりですね。
このほほ笑ましい一部始終を投稿したのは、「柴犬おこげ」(@okogenox)さん。おこげくんが普段どんな柴犬なのか、また撮影時の詳しい状況について、飼い主さんにうかがいました。
――撮影された当時の状況は?
「撮影時は、実家の近所を散歩していたところでした。おこげが雑草近辺を鼻でくんくんし始めたので、何かと思ったら、そこにアカテガニがいました。おこげがカニと対面するのは初めてなので、記念に動画を撮っておこうと、なにげなくスマホでカメラを回しました。その結果として撮れたのが今回の動画です」
――おこげくんは普段あまり見ないものに、こんな反応をすることが多いのでしょうか?
「おこげは好奇心旺盛なタイプなので、初めて見るもの(特に生き物)にはとても興味を示します。野良猫、蝶、小鳥など、散歩中に遭遇する生き物には普段から興味津々です」
――おこげくんがカニと出会ったのは初めて?
「はい、初めてでした。撮影時は実家に帰省していたので、普段の散歩環境とは全然違っていました。私たち夫婦は都市部に住んでいるので、日常的なおこげの散歩でカニに遭遇することはありません。一方、実家は田舎町で海が近いこともあり、カニが道端に出てくることはよくあります」
――おこげくんの様子を見て、いかがでしたか?
「いつも通り興味津々なおこげを見られて、うれしかったです。都市部には自然が豊かな場所はあまりないので、もっと開放的で車がほとんどいないような場所で、おこげを遊ばせてあげられたらなと思っていたところでした。私たちの一番の目的はおこげを海に連れていくことでしたが、おこげにとってはカニと戯れているほうが楽しそうでしたね(笑)」
――普段のおこげくんは、どんな性格?
「おこげは甘えん坊の構ってちゃんで、基本的にずっと人のそばにいたいタイプです。構ってほしいときには、ボールをくわえてきて目の前で落としたり、タオルを持ってきたりと露骨に態度に出るので、そのときは遊んであげます。この性格のため、散歩に行っても通行人に愛想を振りまいています。
相手側からリアクションがあった場合はもうどうしようもなく、おこげのスイッチが入ります。その場合、こちらは『すみません、犬がイヤでなければ構ってもらえますか』と言いながら、なでたり触ったりしてもらっています。それでも、無闇に吠えたり噛んだりしないので、その点だけはお利口さんだなと感心しています」
――おこげくんがご自宅に来て1年だそうですが、最も記憶に残っている出来事は?
「脳裏に焼きついているのは、散歩中の脱走事件ですね。その日はおこげが興奮していて、あまり言うことを聞かず、叱るという意味をこめておこげの身体を少し持ち上げました。そのときにおこげが執拗に暴れてしまい、ハーネスが抜けてしまいました。自由を手にした犬は、目を輝かせながら住宅街を爆走していったのです。私が全力で追いかけていっても、あちらは追いかけっこをしているとしか思っておらず、これはどうやったら捕まえられるのかと絶望したのを覚えています。
幸い、囲いのある駐車場におこげが逃げ込んだため、出口をふさぎパートナーの助けを経て、なんとかおこげを捕まえることができました。この事件以来、首輪とハーネスをチェーンで繋ぐ厳戒態勢で散歩をしています... もう二度と経験したくないですね」
初めて見るものにはとことん興味を示すおこげくんですが、人懐っこく甘えん坊な一面も併せ持っているようです。ときにはヒヤリとする場面もありながら、そのわんぱくで愛嬌たっぷりな性格が多くの人をひきつけてやまない魅力なのでしょう。今後もおこげくんの元気いっぱいな姿が、たくさんの人を笑顔にしてくれることを願っています。
最後に、飼い主さんからはおこげくんへの愛を感じるこんな声もいただきました。
「おこげは本当に愛らしくてかわいいです。飼育するのは大変ですが、その手間も全部含めて、私たちはおこげが大好きです。我が家のアイドルの魅力をたくさんの方にお届けし、日常に笑いや癒しをお届けできればと思っております。少しでもご興味が湧いた方は、ぜひともXのフォローをお待ちしております」