「改めて皆さんに火事の注意喚起をしたいと思います」
“希少グルメ研究家”として、SNSやグルメサイトなど、幅広く活動されているクドウ秘境メシさん(@kudo_pon)が、X(旧Twitter)を通じ、自身の体験談をもって注意喚起を行いました。焼肉で、命の危機に見舞われたことがあったといいます。
「かつて焼肉屋で一人焼肉をしていたところ、テーブルと足元が熱くなってきたので足元を見てみると燃えていました」(クドウ秘境メシさんのXのポストより)
炎に煙、そして異臭。おかしい思ってみたら足元が燃えていた!
それは、いまから10年くらい前のこと。
クドウ秘境メシさんは、東京にある某焼肉チェーン店を訪れました。
「当初は赤身肉から焼いていきました。熱源は七輪のような器に入った炭です。竹に肉を敷いて焼く珍しいタイプだったので、カメラで撮影させてもらいながら焼いていきました」(クドウ秘境メシさん)
しばらくひとり食事を楽しんでいたクドウ秘境メシさん。
やがて異変を感じます。
それは終盤、ホルモンを焼いていた時のこと。
どこからか、肉ではない人工的なものが焼ける臭いがしてきました。七輪からも大量の煙と炎が――。
さらには、足元が異様に熱くなってきたといいます。
テーブルは、靴を脱いで座る掘りごたつタイプの席でした。クドウ秘境メシさんが下を覗いてみたところ、なんと火が燃え上がっていました。
「液体化した脂が燃えつつ滴っていました。もし燃えた脂が足に落ちていたとしたら、衣類に燃え移ったり、ヤケドを負っていた可能性もあります」(クドウ秘境メシさん)
どうやら、テーブル下部の設備に不備があり、そこから燃えた脂が落ちてしまっていたようです。とにかく、大変なことになっていると気づいたクドウ秘境メシさん。自身のテーブルの周りはみるみるうちに煙で充満し、それは徐々に店内にも広がっていました。店員さんたちに「火事かも」と伝え、自らも退店します。
ところがその時、他の客たちは異変に気付かず、普通に焼肉を食べていたといいます。
「焼肉屋なので、煙があがっていても変だと思わなかったのかもしれません」(クドウ秘境メシさん)
店員の方々が避難を呼びかけ、ようやく皆さんも退店していきました。
「あのまま避難していなかったらかなり危険だったと思います」(クドウ秘境メシさん)
その後、消防隊員が到着。消火活動を行いながら、街を歩く人々に付近には近づかないように呼びかけるなど、辺りは騒然となりました。
生々しい火事の様子に「マジで怖い」
この時はクドウ秘境メシさんをはじめ、全員が避難でき、大事には至りませんでした。
しかし、一歩間違えば、大惨事になっていたとも十分に考えられます。
また、出火元がご自身のテーブルであったこと、避難前から店内に煙が充満してしまっていたことから、その煙を吸わざるを得ない状況でもありました。そのため、クドウ秘境メシさんはその後1週間ほど体調不良に悩まされたとのことです。
「火事とヤケドだけはご注意を。マジ人生終わる」
「焼肉焼いても家焼くな!」
当時を振り返りつつ、このような言葉でクドウ秘境メシさんは注意を呼びかけています。さらに、その時の状況を動画でも紹介されました。
「肉の脂は危ない、早く気づいて良かったな」
「火を扱うのは注意せねばなりませんね」
「たった4分で火事の恐ろしさと臨場感が伝わってくる」
「店内に煙が充満してゲホゲホ言ってる映像がマジで恐かったです」
Xのリプ欄にも、このような声が寄せられています。
また、このようなコメントも。
「昔の CM を思い出したわ」
「うんじゅーねん振りに晩餐館のCMを聞こうとは」
投稿内にあった「焼肉焼いても家焼くな」は、かつて放送されていた日本食研「晩餐館焼肉のたれ」のCMでおなじみのフレーズ。牛の着ぐるみが同セリフを声高に唱えながら街を行く姿を鮮明に覚えていた方々も多かったようです。
火災の原因は、テーブルの不備にあったとのこと。
「燃え方が異常だったり、煙の量が異常な時は、すぐに店員さんに伝えるべきですね。特にプラスチックやゴムなど、肉以外のものが焼けるニオイがしたらかなり危険だと思います」(クドウ秘境メシさん)
◇ ◇
その後、件の焼肉店から営業再開の連絡があったそう。しかし、予定が合わず、なかなか訪れることができないうちに、お店は閉店してしまったといいます。
「希少な料理を追求するなかで、竹で焼く焼肉店に行ったのですが、このような火事になってしまい残念です」と、当時を振り返るクドウ秘境メシさん。「これからも追求していきたいと思います」と話してくれました。
■クドウ秘境メシさんのX(旧Twitter)はこちら
→https://x.com/kudo_pon