2025年~2026年の年末年始、最大9連休の大型連休を獲得できた方も多いという。そんな中、年末年始も休まず「仕事」に従事した方々がいる。
「産婦人科病院の厨房で働いているので当然のように年末年始も仕事なのですが、元旦に産まれた赤ちゃんとそのママさんやご家族のことを思うといくらでも『がんばるか~~~』ってなれる。幸せな仕事だな」
2026年の元旦の夜、X(旧Twitter)にそう投稿した、くたまる(@chapikof)さん。81万回以上表示され、3万2千以上のいいねがつけられたその投稿に対して、まさに年末年始に出産・入院を経験した方々から多くの感謝の声が殺到した。
「生きる希望」「母の活力」
「年末年始、帝王切開に臨みました。絶食で空腹と痛み、戸惑いの中で食べる楽しみは私の生きる希望でした」
「年末年始に子どもが生まれました。ごはんの時間、毎回とても楽しみにしておりました。ごはんに感動して『また産みたい…』と本気で思っていました」
「出産の時、ごはんのおいしさにどれだけはげまされたことか!今思えば厨房にお手紙とか書けばよかったです」
「年末年始、まさにお世話になりました。身体ズタボロの中、毎日美味しいお料理を上げ膳据え膳でいただけて本当に幸せでした。全部写真撮ってます。この感謝の気持ちをどこに残せばいいのだ⁈ って毎回考えてました」
「ママさんみんな感謝してると思います」
「10年以上前に出産しましたが、年越しは病院内でした。産婦人科の食事は神!母の生きる活力」
料理を通して「命がけ」の現場を支えているという誇り
寄せられたコメントの数々に対して、「先生、看護師さん、助産師さん、助手さん、交通機関などのインフラも含め、年末年始関係なく関わるたくさんの方々に支えられて世界は回っているのだと改めて思います。自分もその一旦を担えることも誇らしく思えます」と、返信していたくたまるさんは、産婦人科病院の厨房で働く調理師さん。
実は、自身の奥さんも帝王切開で出産。当時の緊張感を鮮明に覚えていることからも、「命がけで行われる妊娠や出産に、少しでも活力や希望をお料理を通して届けられたらと今もずっと思っています」と、Xに投稿。
「管理栄養士の方にカロリーや栄養価を指導していただき、それをもとに患者様の食事を作るのが私の仕事です。和洋中はもちろん、アジア料理や国内のB級グルメなど、幅広い料理を作っていて、メインはもちろん、副菜やおやつなども自分たちで考えて作っています。
年末年始に限らずイベント食は毎月あります。正月はおせち、2月は恵方巻き、3月は雛まつりと、入院中も食を通して季節を感じていただけたらと思っています」(くたまるさん)
元旦に働いた人すべてに幸あれ
くたまるさんは2人の娘さんを持つ父親。奥さんも別の会社で管理栄養士をしているため、年末年始は夫妻共に仕事になることが多いそうだ。
「長女は僕や妻の仕事をよく理解してくれています。実家のお世話になりながら働いているおかげで、娘たちも寂しくはないようです」(くたまるさん)
多くの反響を受け、「元日に働く人たち全員にそれぞれみんな良いことよあれ!と思いながら自分も出勤しました」と、Xに投稿していたくたまるさん。
くたまるさんと同じく「病院の厨房」や「病院」で働く方々からも、「患者様の美味しかったの言葉が嬉しくてお正月も苦にならず、明日も仕事がんばります」「誰かのためにする仕事は自身も救われることも多いので、大変ですが仕事に感謝です」という声が寄せられた。