学校や職場で、どうしても苦手な人はいるものです。どうにか距離を取ろうとしても、上司や同僚、身内など物理的に避けられない相手もいるのではないでしょうか。書籍『全てのネガティブをプラスに変える夫 髭・人生満点じゃなくてもはなまるだ 編』の著者B.B軍曹さんがInstagramに投稿した作品『嫌いな人から自分を守る護身術』が話題となっています。
物語は、作者が病院勤務だったころのエピソードから始まります。当時職場には自己中心的な振る舞いをする同僚がおり、面倒なことを平然と作者に押し付けてくる始末です。
仕事で関わるのも嫌なのに、飲み会でも一緒だと思うと憂鬱だ、と夫の髭さんに相談します。この悩みに対し、夫は「距離を置けばいい」と提案しますが、嫌な人でも関わらなければいけない状況だと説明します。
すると、「あんな嫌な人とやっていける自分が最強だなと自分を褒めちゃえばいい」と提案してくれたのでした。読者からは「それを分かってくれて褒めてくれる人がいるから更に頑張れるんですよね」「同じ境遇すぎてめちゃ救われました」など賛同の声が多くあがっています。そんな同作について、作者のB.B軍曹さんに詳しく話を聞きました。
「距離を置けない」人に届ける、自分を守るための選択肢
ー「距離を置けない相手との付き合い方」をテーマにしようと思った理由を教えてください。
正直に言うと、「距離を置けばいい」という言葉に、何度も救われなかった側だからです。仕事でも、プライベートでも、嫌だからといって簡単に関係を切れない相手の方が多い。上司、同僚、取引先、身内、逃げ場がない状況の中で、自分さえ我慢すれば回るから、と飲み込んできた経験が、私にはたくさんありました。
でもそれって、我慢が美徳というより、自分を後回しにする癖が積み重なっている状態なんですよね。同じようにしんどさを抱えている人に向けて、「逃げられなくても、自分を守る方法はある」という選択肢を提示したくて、このテーマを描こうと思いました。
ー「嫌な人とやっていける自分が最強」という発想は、初めて聞いたときどのように感じましたか?
最初は正直、意味がわからなかったです(笑)でもよく聞くと、相手を肯定しろ、という話じゃないんですよね。「こんな状況でも、仕事を投げずに回してる自分」「感情を爆発させずに、今日をやり過ごした自分」そこに目を向けろ、という話でした。
それに気づいた瞬間、評価の主語が「相手」から「自分」になった感覚がありました。誰かに耐えさせられている、ではなく、自分で自分をハンドリングしている。その視点は、かなり衝撃的でした。
ーこの考え方を持つようになってから、職場でのストレスは変わりましたか?
なくなった、とは言えません。嫌な人は、正直今でも嫌です(笑)(今は当時働いてた病院とは、働く場所が違うため全く同じではないのですが)
でも、ストレスの「質」は変わりました。以前は、「またあの人か…」→「なんで私ばっかり」→「自分が弱いからだ」と、自分に矢印が向いて傷ついていました。今は、「はい来た」「この案件を無事に終わらせたら、今日の自分は強い」と、状況をクリアするゲーム感覚に近い。相手を変えられなくても、自分の見方を変えるだけで、消耗が摩耗にならなくなったのは、大きな変化でした。
<B.B軍曹さん関連情報>
▽Instagram
https://www.instagram.com/b.bgunso/
▽書籍『全てのネガティブをプラスに変える夫 髭・人生満点じゃなくてもはなまるだ 編』
https://www.amazon.co.jp/dp/4391166119
▽書籍『全てのネガティブをプラスに変える夫 髭・NGと書いてナイスガイと読む 編』
https://www.amazon.co.jp/dp/4391162725
▽書籍『全てのネガティブをプラスに変える夫 髭・さては人生3周目だな 編』
https://www.amazon.co.jp/dp/4391162733