ペットドアは、犬や猫が自分で部屋を行き来できる小さな出入り口。自由な移動をかなえつつ、挟まれ防止にも配慮されたアイテムです。そんなペットドアをめぐる“まさかの表情”が、いまXで注目を集めています。
「『犬はもうダメです……』の顔してるけど、普通に通れてたでしょ……」
そんなコメントとともに投稿された動画に映っているのは、スピッツの「スノ」ちゃん(9歳・女の子)です。ペットドアから、ひょっこりと顔をのぞかせるスノちゃん。
飼い主さんが「おいで」と手で誘うと、一瞬チラッと見上げるものの、すぐに視線を落としてしまいます。
よく見ると、顔だけでなく左前足もすでに外に出ている状態。それでも当の本人は、今にも泣き出しそうな表情です。眉はきれいなへの字になり、「もう通れません……」と必死に訴えているかのよう。
見かねた飼い主さんがドアをそっと持ち上げるとーー
「やれやれ……」と言わんばかりに、スノちゃんはそのままドアをくぐり抜け、何事もなかったかのように歩き去っていきました。
この動画は約33秒ながら、847万回再生、6.7万件超の“いいね”を獲得。これで一件落着かと思いきや、翌日にはペットドアをすんなり通り抜けるスノちゃんの姿を収めた動画が公開されました。カメラを向ける飼い主さんに気づくとフリーズ状態に。
後退りして引っ込むとーー
再び、勢いよくペットドアをくぐる姿に飼い主さんは「???」とハテナマークを添えています。
半べそ状態から一転、いたずらっ子のような愛嬌たっぷりのリアクション。そのギャップが大きな反響を呼んでいます。飼い主のXユーザー・いのさん(@inoao)に詳しいお話を伺いました。
スノちゃんの“謎ムーブ” その真相は?
ーー撮影時の状況について、なるべく詳しく教えてください。
「実は、引っ越ししたばかりで、リビングと洗面所のあいだにペットドア付きのドアを設置して2日目くらい、スノには『少しずつ慣らしていこうね』と話していた矢先でした。このとき、スノはリビングにいて、私は洗面所へ。戻ると、スノがペットドアから顔をのぞかせたまま固まっていました。リビングから洗面所にいる私のところへ行こうとしたのだと思います。挟まっているあいだ、『ピー』とも鳴かず、ただただ黙って困った顔をしていました」
ーードアを通り抜けたあと、スノちゃんはどこへ?
「寝室へ行って、水を飲んでいたと思います。“大変な目”にあったので、落ち着きたかったのかもしれませんね」
ーー続く投稿では、飼い主さんを見つけて引っこんでいましたね。
「なぜなのか不思議に思っています(笑)。想像ですが、『あ! 飼い主いるじゃん。じゃあ、開けてもらお!』と、甘えが出たのかもしれません。目が合うと、くぐるのをやめてしまいがちなんです。できれば私に開けてほしいという気持ちと、一度、くぐるのをやめてしまうと勢いがつかず、通るに通れなくなってしまい、やり直そうと混乱してしまったのかもしれません。今は、思いきって勢いをつけないと通れないようです。また、通り抜けたあと、ドアが『バォン』と大きめの音がするときもあるので、それも嫌なのだと思います」
ーーこの一連の行動を目にした感想は?
「最初は、どこか毛でも引っかかってしまったのではと本気で心配しました。痛みなどがあるわけではないとわかりホッとしていますが、音の問題は早めに解決したいので対策中です」
ーースノちゃんは、どのような性格ですか。
「家ではおとなしく、のんびりしています。外では、天真爛漫で人見知りしません。怖いもの知らずなところもあって、動物病院に行ったときも自分から診察室へ進んで入り、先生たちに愛想を振りまいています。注射やレントゲン、脚の切開をともなう処置をしてもらったときも変わりはありませんでした。飼い主に対しては一見クールですが、そっとあとをついてきて、気づくとすぐそばにいることも多いので、ちょっぴり寂しがりなところがあるようです。何か困ったことがあると、今回の投稿動画のように“しおしお顔”になることがよくあります。その表情に目を留めてくださるリプライも少なくなかったので、『この子ならではの魅力なのかも』と感じました。愛情深く、ユニークで愛らしい子です」
リプライには、スノちゃんの表情やリアクションに夢中になる声が次々と寄せられ、にぎわいをみせています。
「ワロタwww」
「甘えん坊さんだ」
「かわいいですwww」
「めっちゃ愛おしい」
「弱ってる顔好きだわー」
「絶望してる表情かわいい」
「うちの犬もこうなる(笑)」
「好きすぎる。なんで泣きそうな顔やねん」
「罠にかかったたぬきのモノマネしてる(笑)」
「あの……ちょ……助けてくれません? みたいなお顔してましたね(笑)」
「『犬が挟まってしまいました。かわいそうです』みたいなお顔。かわいすぎる」