tl_bnr_land

3万円で売れ残っていた犬、じっと見つめてくる瞳にキュン→家族に迎えたら、1年で“9キロのデカポメ”に

渡辺 晴子 渡辺 晴子

ペットショップで売れ残っていた、生後5カ月のポメラニアン…。

「どうして家族が決まらないんだろう?」

そう胸をつかまれた飼い主さんが迎えた男の子・蘭丸(らんまる)くんは、今ではInstagramで人気の“デカポメ”に成長しています。

投稿された画像には、大きく成長し、満面の笑顔を見せる“今の姿”が写っています。投稿したのは、蘭丸くんの飼い主(@ranmaru_4444_)さん。どのようにして“運命の出会い”が生まれたのか、話を聞きました。

ペットショップで目が合った瞬間に…「なぜ家族がいないの?」心をつかまれた出会い

当初、犬を迎える予定はまったくなかったという飼い主さん。先住犬のご飯を買いに行ったとき、ガラスケースの向こうからじっと見つめてくる子犬に気づいたといいます。

「3万円?とても可愛いのに、なぜ?」

当時の蘭丸くんは “お猿期” で毛が抜けており、パッと見ではポメラニアンだと分からなかったほど。それでも何度も会いにいくうち、はしゃぎながらこちらを見つめる瞳に心を射抜かれたといいます。

「介護まで責任を持つ」

そう決めて、お迎えを決意しました。

室内で“お散歩練習”からスタート 少しずつ家族に心を開いた

迎えた当初はとても臆病だった蘭丸くん。飼い主さんは、焦らず「安心できるケージで家族を眺めてもらう時間」を優先しました。1日3回だけケージの外に出し、少しずつ遊びの時間を増やしていくと…。

「スキップのように走って、顔がニコニコに」

慣れてきたと思った瞬間、今度は破壊活動がスタートしたとか。それも成長のしるしだったと言います。

1歳で体重は“4倍以上”の9キロに 「サモエド?」「スピッツ?」と声をかけられる日々

生後5カ月で2キロだった蘭丸くん。健康に育ってほしくて「蘭丸マッチョ♪」と歌いながら毎日抱っこしていたという飼い主さん。その結果――1歳で9キロの“デカポメ”に成長!

ハーネスも服も次々にサイズアウト。散歩中には知らない人から、「サモエドの子犬ですか?」「スピッツですか?」と声をかけられることも多いといいます。飼い主さんも予想外だったようで、「5キロくらいかなと思っていたので、9キロまで育つとは…」と驚きを語ります。

家では破壊神、外ではビビり “強めの物理アタック”も愛しい個性

投稿にもある通り、蘭丸くんは“我が家で1番のヤンチャ”。歯が当たったときに打撲痕が残るほど、全力で遊んでくるそうです。

一方で、外ではとてもビビり。最近は飼い主さんの職場にも同行し、少しずつ自信がついてきたといいます。

「これからも一緒にいろんな場所へ」飼い主が願う未来

最後に、飼い主さんにこれからの思いを聞きました。

「蘭丸には、のびのび成長してほしい。一緒にたくさんの場所へ行って、思い出を共有したいです。力の加減ができる“心優しいポメラニアン”になってくれたら嬉しいです」

生後5カ月で売れ残っていた1匹の子犬は、今では家族に笑いと幸せを届ける、かけがえのない存在に育っていました。

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース