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フォロワー5万人の女性が京都に開業 「昭和レトロ寿司民泊」ってどんなとこ? 希少バイク「陸王」も展示

京都新聞社 京都新聞社

 京都府与謝野町と京都市で2拠点生活をしている女性が、同町岩屋で「昭和レトロ寿司(すし)民泊」と銘打った一棟貸しの宿を8月に開いた。目玉となる希少なバイク「陸王」をはじめ、昭和時代の日用品などを用意し、タイムスリップ気分を味わえる。

 女性は、同市伏見区で英会話教室を開く若井一実さん。子どもたちに自然豊かな場所で過ごしてもらおうと、同町のお試し住宅で1カ月暮らした後、岩屋地区の築80年の平屋を購入。昨秋から本格的に2拠点生活を始めた。「田舎のかずみ」として交流サイト(SNS)で動画も発信し、フォロワーは約5万人いる。

 若井さんは「海も近く、自然もあるし、街並みもすごくすてき。スーパーも近くて不便を感じない」と同町にほれ込む。

 民泊では、バイクの趣味が高じて購入した陸王を展示し、始動体験もできる。1930年代に誕生し、米ハーレーダビッドソンのライセンスを得て国内生産された大型オートバイだ。

 また、手回し式の脱水レバーの付いた洗濯機、電動マッサージチェア、スマートボール、黒電話などを用意。ドラム缶を使った露天風呂も作った。

 食事は、すし店で働いた経験を生かし、カウンターで自ら寿司を握る。同町の「移住アンバサダー」も務める若井さんは「民泊をきっかけに与謝野に移住してくれる人が増えたらうれしい」と話している。

 宿泊は最大26人。予約はホームページ→https://www.inakanokazumi.com

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