「小さい頃の拒否柴あまりにも可愛いので見て欲しい…」
そんなひと言とともに投稿された1枚の写真が「X」で人気を集めました。そこには飼い主さんの足もとで、小さな足をふんばりつつ小首をかしげて、「拒否柴発動」する黒豆柴の子犬さんの姿が写っています。「動きません!」という強い意志が身体全体から伝わってくるのがなんとも可愛らしいですね。
「キュン死します」
「だが、断るっ どおおおおんっ笑」
「『やだ!』感が可愛いですね」
子犬さんの「お散歩拒否」姿がたくさんの人の心をとらえました。
写真を投稿したのは「豆柴ごま娘」(@gomashiba_1108)さん(以下、飼い主さん)です。愛犬のごまちゃんは、現在3歳になる黒豆柴の女の子です。
話題になった写真を撮影した時のことをお聞きしました。
初めて見る「外の世界」に戸惑い
――この時のごまちゃんの月齢は?
この写真を撮影したのは、ごまが生後3ヶ月の頃で、まだお散歩に慣れていない時期でした。
――どういう状況で「拒否柴」してしまったのでしょうか?
初めての外の世界に戸惑いもあったのか、リードを引いても動かず、じっと座り込んでこちらを見上げる「拒否柴」を発動しました。
――お散歩の再開はどうやって?
数分ほど様子を見て、声をかけたり気分が落ち着くのを待つと、自分から立ち上がって再び歩き出してくれました。
現在は「笑顔で拒否柴」
――今夏、成犬になってからの「拒否柴」姿も投稿しておられましたね。
子犬のころは「慣れない環境が不安」「疲れた」などが理由でしたが、成犬になってからは理由が少し変わってきました。
――どう変化しましたか?
今は「寄りたい場所に行けなかったとき」や「お気に入りのお店や公園に立ち寄れなかったとき」に、笑顔で座り込んで“意思表示”をすることが多いです。
現在の「頻度」と「解除方法」
なお、飼い主さんは現在のごまちゃんが「拒否柴」をする頻度について「週に数回は『拒否柴』をします。ただ、長引くことはなく、数分以内には解除されることがほとんどです」と話しています。
「拒否柴」解除方法について「やはり『おやつ』と『声かけ』です。お気に入りのおやつを見せるとサッと立ち上がりますし、明るく『ごま、行くよ〜!』と声をかけると、気分が切り替わって歩き出すこともあります」と話します。