「散歩に行った旦那から『小太郎がニコニコしたまま動かなくなって帰れない』とビデオ通話が来た」
そんなコメントとともにXに投稿されたのは、スマホのスクリーンショット画像。写っていたのは、柴犬の「小太郎」くん(11歳・男の子)です。
青々とした草むらにちょこんと座り込み、パパから視線をそらしてにっこり笑顔を浮かべる小太郎くん。一方、カメラを構えながら連絡してきたパパは、困り果てた様子でまるでSOSを発しているかのよう。その空気感からは「帰宅拒否バトル」の幕が上がった瞬間が伝わってきます。
この画像が公開されると、12万件超の“いいね”が殺到。大きな話題を呼びました。投稿主であるママ、Xユーザーのこたろうくん(@kotaro_chang)に詳しくお話を伺いました。
◼️パパ困惑、帰宅拒否の真相とは?
ーー当時の状況を教えてください。
「暑さを避けるため、朝早めに散歩をしていたときのことです。こたろうのテンションにもよりますが、散歩時間はだいたい20分から1時間しないくらい。夫によると、日差しも出てきたので『そろそろ帰ろう』としたところ、拒否されたそうです」
ーー連絡を受けたときのお気持ちは?
「朝の支度をしていたので『わざわざビデオ通話? 何だろう?』と思いました。すると、帰れない状態になっていてーー思わず笑ってしまいましたね。スマホ越しに『暑くなる前に帰ってきて〜』と声をかけました」
ーーこのあと、どうなりましたか。
「パパに励まされながら帰ってきました。行きたい場所ややりたいことがあると、ときどきこうして帰宅を拒否します」
ーー性格について教えてください。
「おとなしくてマイペースです。子どものぬいぐるみやおもちゃをかじるのが好きで、よく子どもに怒られています。また雷が大嫌いで、雨が降ると怯えます。ある日、大きな雷が鳴ったときは狭い場所に隠れたかったようで、洗濯機と洗面台の間やキッチンの狭い扉に無理やり入ろうとしたことも。かわいそうでしたが、その仕草がいじらしく、とても愛らしかったです」
小太郎くんの笑顔の帰宅拒否は、多くの柴犬ファンの心をつかみました。リプ欄は愛あるツッコミであふれています。
「拒否柴ワン」
「帰りたくなイーヌ」
「ああ本当に柴犬はかわいいなあ」
「かわいい。ずっと見ていられる〜」
「その笑顔に勝てる人間いない、帰宅はあきらめよう」
「画像のフリーズか犬本体のフリーズか? どっち転んでもかわいい」
「新しいタイプの拒否柴でかわいすぎる。結局、抱っこして帰ることになるんですよね。幸せな重み」