tl_bnr_land

能登半島地震で被災……バカリズム脚本ドラマ出演俳優、復興支援でチャリティー公演 無名塾俳優と11月に能登半島縦断 10月には東京でも

まいどなニュース まいどなニュース

2024年1月1日の能登半島地震に遭い、一時は小学校で避難生活を送った俳優の勢登健雄さん(石川県七尾市出身)が、被災地支援のために俳優仲間の本郷弦さんと結成したコメディーユニット「ゲンタケ」の第2弾となる「能登半島縦断公演」が11月1、2、3日に輪島市や珠洲市、七尾市、金沢市で行われる。それに先立ち、10月3日には東京・武蔵野芸能劇場で「お披露目会in東京」を敢行。2人は「継続的に活動を続けていくために、ぜひとも応援を」と張り切っている。

勢登さんはマセキ芸能社所属の元お笑い芸人で、現在は俳優として多方面で活躍。バカリズムさん脚本のドラマ「ブラッシュアップライフ」「侵入者たちの晩餐」「ホットスポット」(いずれも日テレ系)などにも出演している。

能登半島地震の発生当時、勢登さんは家族を連れて七尾市の実家に帰省していた。東京に戻るまでの数日間は近くの小学校で避難生活を余儀なくされ、地震2日後の1月3日には、寝起きしていた体育館から「私は能登の避難所です。絶対苦境に負けません!ぜひ私の分まで観て楽しんでください!」と自身の現状に触れつつ、「侵入者たちの晩餐」の放送をSNSで明るく告知。出演者の思いがけない姿が注目を集めた。

今年3月には、同じく能登に縁が深い「無名塾」の俳優で、地震後は災害ボランティアなどにも携わってきた本郷さんと組んだ「ゲンタケ」で能登半島縦断公演を実施。地震後の能登半島を舞台にしたオムニバス形式の芝居で、3都市5会場に延べ400人が来場するなど、好評を博したという。

能登に思いを馳せる時間を共有

第2弾となる今回の公演は、活動をより広く知ってもらおうと、10月3日には東京での「お披露目公演」も企画。2人は「いらっしゃった方々と一緒に楽しい時間を、そして能登に思いを馳せる時間を共有できたらと思っています」と話す。

能登の公演は今回も無料。「会場のお近くにお住まいのみなさま、入場無料の公演です。とくにご予約もいりません。ふらっとお気軽に当日観に来て頂けたら嬉しいです!」と呼びかけている。

ゲンタケの強みは作・演出・出演・スタッフワークなどをほぼ2人だけでこなし、車1台でどこにでも届けられるというフットワークの軽さ。被災した人たちに元気と笑顔を届けるべく、今後も息の長い取り組みにしていきたいという。

◇  ◇

<ゲンタケ『春夏秋冬』お披露目会 in 東京>

日時:2025年10月3日(金) 第1部 14:00/第2部 19:00
(開場は開演の30分前を予定)
場所:武蔵野芸能劇場 小劇場
(東京都武蔵野市中町1丁目15番10号)
※JR「三鷹駅」北口より 徒歩1分 

料金:2,000円(当日受付にて精算)

◇  ◇

<ゲンタケ『春夏秋冬』能登半島縦断公演>

■11/1(土)
①輪島市「皆月多目的集会所」9:30開場 10:00開演
②珠洲市「蛸島公民館」15:00開場15:30開演

■11/2(日)
③石川県立七尾東雲高等学校 演劇科実習棟「keiko場」12:45開場 13:15開演

■11/3(月祝)
④七尾市 能登演劇堂 展示ホール10:00開場 10:30開演
⑤金沢市民芸術村 オープンスペース 15:30開場 16:00開演

入場無料。公演時間は約70分を予定。

問い合わせは gentake2025@gmail.com まで。

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース