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テープはもう無理?赤ちゃんのオムツ、パンツタイプにするのはいつ? 買いだめ母が描くリアル育児【漫画】

海川 まこと 海川 まこと

育児初心者にとって、オムツのテープタイプとパンツタイプの違いや使い方は、困ってしまうポイントのひとつです。多くの人が「新生児期=テープタイプ」というイメージを持っているでしょう。しかし赤ちゃんの動きが活発になってくると、テープタイプでは対応しきれない場面も増えてきます。とはいえパンツタイプへ移るタイミングを見極めるのは案外難しいものです。

X(旧Twitter)にて育児漫画を発信しているおちゃやまさんが投稿した育児漫画には、そんな赤ちゃんの成長と共に訪れる“おむつ移行問題”のリアルな苦悩がユーモアたっぷりに描かれており話題に。

物語の主人公は、生後6カ月の赤ちゃん(第一子)を育てるおちゃやまさん。「寝返りが始まったらパンツタイプ」という育児情報を目にしながらも、「うちはまだまだテープで余裕」と考えながら買い置きしておいたテープおむつを使い続けていました。

ところが7カ月に入ったある日、赤ちゃんが突然元気に動き回るようになり、オムツを水平・垂直に装着するのが難しくなっていきます。ここでおちゃやまさんは「テープタイプって、オムツがTの字になれなくなったら卒業…!」と気付くのでした。

とはいえ、大量に買い溜めたテープおむつの存在が頭から離れません。消費せねばという使命感と、実際の育児の難しさの狭間でゆれる気持ちがコミカルに描かれており、締めに生後8カ月までなんとかテープタイプおむつを頑張って使用したことが綴られています。

同作に対してSNS上では「動きまくると断然パンツタイプが活躍ですね(笑)うちの上の子の時もテープタイプなくなるまで頑張って使ってたのを思い出しました(笑)」や「うちもよく動くしお肉が邪魔でテープ付けづらかったから3カ月からマミーポコのSサイズパンツ型のおむつにしてた(笑)」など。先人たちからのリアルエピソードが寄せられていました。

また他にも「余ったSのテープをお風呂前後などちょい付けの時にがんばって消費していましたが、こちらの投稿を拝見して目が覚めました。とても参考になりました」と、現在進行形でテープおむつの使用について悩んでいた方にとっては救世主的な投稿になったようです。そんな反響を呼んだ同作について、作者のおちゃやまさんに話を聞きました。

赤ちゃんの体の動きが、2次元から3次元に

ー6カ月の頃はテープタイプで余裕があったとのことですが、その頃のオムツ替えの様子を。

されるがままの状態だったので楽々オムツ替えができていました。

ー7カ月になり、急に動きが激しくなったとのことですが、初めて「オムツ替えが大変!」と感じたのはどのような瞬間でしたか?

赤ちゃんが自分の意思で動けるようになり、寝返りをすぐうとうとするようになったときです。赤ちゃんの体は、ある時からねじれるんです!「赤ちゃんの体の動きが、2次元から3次元になった!」という体感でした。2カ所あるテープをとめられるような状態に、まったくたどりつきませんでした。

ー「T字になれなくなったら卒業」と気づかれた際、どのようなお気持ちでしたか?

オムツにテープタイプとパンツタイプがある意味を、このとき初めて理解しました!赤ちゃんの動きが3次元になったんだから、オムツも3次元に対応できるものにしないと無理だよな。だからパンツタイプにいくんだ、なるほど〜!!と思っていました。

ー当初の予定では、どのくらいの期間テープタイプのオムツを使用するつもりで準備されていましたでしょうか?

体重があてはまるならテープでいけるんかな〜と、今思うと使える期間や「赤ちゃんの動き」についてあまり深く考えられていませんでした。オムツはネットでまとめ買い派なので、成長曲線の体重だけを照らし合わせて、安い時に買えるだけ買っていました。

ーパンツタイプへ移行してから、オムツ替えの難易度は下がりましたか? 

パンツタイプへ移行して、オムツ替えはめちゃくちゃ楽になりました。ただ、足バタバタ期になると、パンツを履かせたそばからスポン!と脱げてしまいなかなか履かせられないときもあります。

また、オムツのパンツだと脱がす際、布のパンツのように脱がすのではなく、側面を破る、という作業が発生します。テープタイプと違い、破って脱がせるという行為にカルチャーショックを受けました。オムツを発明した方々は偉大だな…!!と頭が下がるばかりです。

<おちゃやまさん関連情報>
▽X(旧Twitter)
https://x.com/otyaym

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