マヨネーズにそっくりの「飲むカスタード」が話題になっている。
チューブ型容器も赤いキャップもマヨネーズそっくりだが、実は中身はカスタードクリーム。容器から直接飲むことができるという背徳感たっぷりのこの商品は4月に期間限定で発売されたが、インパクトあるパッケージと美味しさから人気となり、「ジャンボシュークリームのなかみ」という商品名で通年販売が決定した。開発・販売するのは、銀座コージーコーナー。担当者に話を聞いた。
――商品化に至る経緯を。
担当者:エイプリルフールに合わせ、弊社も「スイーツで、笑顔をつなぐ」を掲げる企業として、笑顔やコミュニケーションのきっかけを作りたいと考え検討した結果、弊社の看板商品である「ジャンボシュークリーム」のカスタードクリームを使った、マヨネーズにしか見えない商品を制作しました。
試作品を初めてチューブから絞り出した際には、あまりにもマヨネーズにそっくりで、企画担当者自身も「うわっ、マヨネーズ!」と声が出てしまったほど。社内でも「うわっ」「キャー!」など悲鳴のような反応があった時に、「よしっ!これなら楽しんでもらえる」と確信しました。
――マヨネーズのようなパッケージデザインを選んだのは?
担当者:見た目と味わいのギャップも楽しんでいただきたいと考えました。「ジ ャンボシュークリーム」を知っている方はもちろん、知らない方にもこの商品をきっかけにクリームの美味しさを知っていただけたら嬉しいですし、家族、友人とのコミュニケーションのきかっけとしてお楽しみいただきたいと思います。
――特別な調整や工夫は?
担当者:看板商品のジャンボシュークリームに詰めているカスタードクリームを、マヨネーズのような見た目のパッケージにそのまま詰めたので特別な調整は無いのですが、卵のコクとミルク感、なめらかな舌ざわり、そして芳醇なマダガスカル産バニラの風味を思う存分楽しんでいただけます。
発端はエイプリルフールでしたが、非常に好評なので商品名を「ジャンボシュークリームのなかみ」として通年販売に至りましたが、中身は「飲むカスタード」と同一です。
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SNSでは「また太りそうなものが…」「背徳感の塊」「バウムクーヘンの真ん中の穴に入れら美味しかった」「シール剥がして冷蔵庫に入れとこ」などの反響が集まった。太るのでは?と心配の声あったが、198kcalと、間食として適量のカロリー。安心して直接吸う背徳感を楽しめそうだ。
銀座コージーコーナー Xアカウント:https://x.com/GinzaCozyCorner