子どもの送り迎えの時間は、ママ同士のちょっとした交流の場でもあります。毎日顔を合わせるからこそ会話も自然と弾みますが、そんな中でふいに褒められると、どう返していいか戸惑ってしまいます。そんな体験について、イラストレーターのこんぶさんが描いた作品『ずぼらあるある』が、Instagramで多くの共感を集めています。
話は、こんぶさんが子どもの送迎中に、ママ友から「こんぶさん今日おだんごだ!かわいい!」とヘアスタイルを褒められるところから始まります。思いがけないひと言に「え?本当?」と嬉しくなったのも束の間、つい「昨日髪洗ってなくて!まとめてごまかしてるの!」と余計なこともつい言ってしまいます。
さらに、「私がお団子にしてたら、髪洗ってないかもって思って」と自虐的な言葉を言ってしまい、せっかくの褒め言葉を台無しにしてしまうのでした。ママ友と別れたあと、「ありがとうだけでよかったのに」と、心の中でひとり反省会をするのでした。
この時の心境について、作者のこんぶさんに聞きました。
褒められたのが恥ずかしくて...思わず口から出た“不潔発言”
ー「ありがとう」だけで済ませられなかったのは、なぜだと思いますか?
褒められ慣れていないので、毎回テンパってしまうんです。相手に失礼のないようにと思って、笑いに変えようとして、自虐に走っちゃうんですよね……。でも本当は、「嬉しい!ありがとう!」に加えて、「頑張ってみたんだ〜」とか、もっとプラスの言葉で返せたらいいなと思っています。
ー反省会では、どんなことを考えていたのでしょうか?
「不潔だと思われたかも」「次また髪をまとめてたら、“あ、今日も洗ってない日か”って思われるかも」なんて考えてしまって。でも、こういう性格なので、あまり引きずらずに諦めることにしています(笑)
ーこの“反省グセ”は、他にも出てしまう場面がありますか?
些細なことで怒ってしまって後悔したり、体調や家事を後回しにして反省したり……反省するクセはなかなか治らないですね。この出来事の翌日も、褒めてくれたママ友に「今日は髪洗ってますよ〜!」って、また言わなくていいことを言ってしまいました(笑)。
<こんぶさん関連情報>
▽Instagram
https://www.instagram.com/ookmboo/
▽電子書籍『こんぶ日記~こよなく愛する旦那と息子と時々おしり』(Amazon)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07WMTTCTJ/