動物と共に暮らす生活は、辛いこともあるけれど楽しく心やすらかになれるものです。しかし、毎日お世話をする必要があるので、気軽に外泊ができなくなってしまうデメリットもあります。そんななか、Instagramで動物たちとの日常を発信しているくるねこ大和さんは、久しぶりに外泊をしたことで家で待っていた動物たちの変化を描いた『外泊はしないできない』を投稿していました。
猫やヤギに囲まれて暮らすくるねこ大和さんは、仕事の都合で10年以上ぶりに外泊をすることに。朝、動物たちのお世話をしてから出発し、翌日の夜に帰宅しました。すると、家に帰ったくるねこ大和さんを見る猫の表情がいつもと違います。
なんと猫たちのうちの一匹・胡ねこ丸は1日くるねこ大和さんの顔を見なかっただけで「ダレ?」忘れてしまったような素振りを見せるのでした。さらにヤギのオレちゃんはそっぽを向いて座り、尻尾を地面に叩きつけて「怒っていますよ」とアピールします。
そしてもう1頭のヤギ・ボクちゃんは寂しさに耐えられなかったのか、くるねこ大和さんに頭を擦りつけるのを止めません。この出来事から、外泊をすると動物たちに悪影響が出ることを体感したくるねこ大和さんは、次の外出時は日帰りにしようと決意します。
そして次の外出の時は、朝に外出し夜に帰宅するように予定を組みました。しかし実際に予定を実行すると、寂しがり屋のボクちゃんはくるねこ大和さんと離れたストレスから、完全な下痢をしてしまいます。以前外泊した際も、ボクちゃんはやや下痢気味になっていたため、今回は日帰りにして正解だったと考えるくるねこ大和さんでした。当時の様子について、実際にくるねこ大和さんに話を聞きました。
日帰りにしても許されなかった…
ー前回のお出かけの時は10年ぶりの外泊とのことだったのですが、長く家を空けなかった理由はやはり動物たちの存在だったのでしょうか?
そうです。特にここ10年以上はいつもシニアの猫がいるため、ご飯や投薬(時間や順番)など細かいケアが必要で、これを夫がワンオペでやるのはかなりの負担なんです。なので外泊していませんでした。
ー長年山羊と生活していると表情で感情がわかるのでしょうか?
悲しい時には、声を出して泣くわけではないのですが、ずーーーーーーっとついて回って頭をくっつけて動かないんです。
悲しみをこらえてる感じがすごく伝わってきます。逆にエヘエヘは、これは誰が見てもわかるくらいめっちゃ笑ってます。ヤギって笑うんですよ。
ーヤギちゃんのあげたお薬(ミヤBM)は人にも処方されるお薬ですよね。これを見てびっくりしました!お薬飲んだ後はすぐに下痢は治りましたか?
ミヤBMを知ったのは猫医者(猫の専門医)経由で、初めは猫に処方されたものです。これが人も同じだと知らなかったので、私もびっくりしました(笑)。
宮入菌は反芻動物の消化器の不調にとって、一撃必殺の特効薬だそうです。体が慣れてしまわないようにするため、頻繁に使わないようにするくらいのレベルで、ボクちゃんも半日もせずに完全復帰しました。
ちなみに猫にとってミヤBMはとんでもなく不味いらしく、これがかかったフードは絶対食べません(笑)。
ー今回の日帰りでオレちゃんの態度はどうでしたか?また怒っていたのでしょうか?
はい、怒ってました。不自然なくらいあっち向いて無視するんですよ(笑)。
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