「東京から30000円払って秋田まで150円の弁当を食べに来た」酔狂な人に無情の結末 秋田の魅惑の味「ぼだっこ」目的の珍道中が話題

中将 タカノリ 中将 タカノリ

秋田名物の超辛口紅鮭として知られる「ぼだっこ」

今SNS上ではそのぼだっこを食べるため大枚をはたいた男性の投稿が大きな注目を集めている。

「東京から30000円払って秋田まで150円の弁当を食べに来たのですが……」と自身のエピソードを紹介したのはブロガーのLWさん(@lw_ru)。

塩分濃度10%、15%と本格梅干し級のものも珍しくなく「一欠片でご飯を何合でも食べられる」とネットやSNSで評判のぼだっこ。しかしご当地では極めて安価で販売されているものだ。それを食べるために3万円とは…。

LWさんにお話を聞いた。

ーーぼだっこに興味を持ったきっかけは?

LW:特に普段から弁当に鮭にこだわりがあるわけではないのですが、YouTubeのABEMAニュースで紹介されていたので食べたくなりました。ゴールデンウィークの11連休を使って紹介されていた秋田・大曲のスーパー「しゅしゅえっとまるしぇ」に向かいました。

ーーところが…。

LW:事前に電話で問い合わせ、9時半くらいからぼだっこ弁当を置き始めること、14時くらいには売り切れることがわかったので、午前中に着こうと朝5時起きで6時32分に東京駅を出発するこまち1号に乗る計画を立てました。その日、目を覚ましたのは7時10分頃。1万5千円で予約していたこまち1号はすでに出発してしまっていたので、再びチケットを予約して出発。急いだのですが大曲に着いたのは11時52分、しゅしゅえっとまるしぇについたのは12時15分頃でした。それであの投稿の光景を目にしたわけです。

ーー残念…結局ぼだっこは?

LW:電話で問い合わせたとき、親切な店員のお兄さんが「ぼだっこは併設のレストランでも食べられますよ」言っていたのを思い出しました。レストランを訪ねると確かに弁当と同じぼだっこが提供されており、無事食べることができました。

ーーお味はいかがでしたか?

LW:美味しかったですが、思ったほど激辛ではありませんでした。ネットではよく「ぼだっこ一欠片でご飯を何合でも食べられる」みたいなことが書いてますが、自分がぼだっこ一欠片を食べ切った時、米は茶碗の半分くらいしか減っていませんでした。家系ラーメンが好きなので塩味に慣れてしまっているのかもしれません。ただ、しょっぱさの中に鮭の旨味がしっかりついていたのは良かったです。個人的には「激辛な鮭」というよりは「鮭味の塩」という方が旨さの本質に近いと感じます。秋田まで来る価値のある体験ができたということで満足しています。

ーー投稿に反響がありました。

LW:自分や周囲は普段からこのくらい気軽に遠征する人が多いので、わざわざ秋田まで来ることに対してこんなに反響があるのは意外でした。

◇ ◇

SNSユーザー達から

「秋田県の人口よりバズっとるやん」
「秋田のローソンなら『ぼだっこおにぎり』売ってたりしますのと、スーパーでも『ぼだっこ』で塩鮭焼いたの売ってるかも(あいまいですみません)」
「ぼだっこ…すんごいしょっぱいけど地元民好きらしいですな」

など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。

LWさんは今回のいきさつを自身のnote記事「東京から30000円払って秋田まで150円の弁当を買いに行ったら売り切れてた話」に詳しく記載している。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。

LWさん関連情報
Xアカウント:https://x.com/lw_ru
ブログ「LWのサイゼリヤ」:https://saize-lw.hatenablog.com/
note記事「東京から30000円払って秋田まで150円の弁当を買いに行ったら売り切れてた話」:https://note.com/lw_gusto/n/ncd1d6919fb09

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