12歳娘が絵を描く姿に、母「エグい持ち方」 共感と称賛の声「同士がいる」「この持ち方は理に適ってますね〜」

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「娘のエグいペンの持ち方の理由」

ハンドメイドかぞく(@handmade_kazoku)さんが、現在12歳の娘さんのペンの持ち方についてSNSで紹介しました。

公開動画に映っているのは、娘さんがタブレットでお絵かきをしている場面。ですが、注目すべきはそのペンの持ち方。娘さんは、ペンを中指と薬指に挟み、手全体でぎゅっと握るようにして持っています。

確かに、独特な持ち方ですね。ですが、娘さんはサクサクと絵を描き進めていきます。

それにしても、なぜこのような持ち方に?

動画では、その理由についても、娘さんのご両親の視点から語られています。

実は、娘さんは2歳ごろから、すでにこのようなペンの持ち方で絵を描いていたそう。2歳といえば、まだ文字を書きはじめる前であり、握力もまだまだ弱い年齢です。ゆえに、絵を描きたくても、普通の持ち方では筆圧が足りません。そこで、幼い頃の娘さんは、自分なりに工夫して、筆圧を補完できる方法を開発したようです。

ペンや箸については、世間的に常識とされる握り方があり、子どもの教育的観点からみても、そのような「正しい持ち方」ができるのが望ましいとされています。

ご両親も、娘さんに正しいペンの持ち方をするよう、時おり注意はしていたそう。でも、娘さんのペンの持ち方は、幼い頃に自分なりに編み出した努力の賜物です。好きなことに脇目もふらずに取り組んできた娘さんも、素晴らしいと感じます。

Xのリプ欄には、そんな娘さんを称賛する声も多数寄せられていました。

「この持ち方は理に適ってますね〜」
「もう持ち方なんてこだわらなくても、ちゃん書くものが書けてたらいいんじゃないって思います」

さらに、「同士がいる!」、「同じ持ち方です!」、「会社や人前では正しい持ち方と使い分けています」など、自分もこのような持ち方をしている(いた)、という方も多くいました。

ちなみに、筆者もデジタル絵を描くのですが、確かに線を引く時にブレてしまったり、曲がってしまったりして、思うようなまっすぐな線が引けず、悩むことがよくあります。ゆえに、このようなペンの持ち方をするのは、狙った通りに線を引けるという点では、とても理にかなった方法といえるのかもしれません。

なお、お母さんも独特なペンの握り方をしているとのこと。やはり、こちらの方が描きやすいようです。

――娘さんが絵を描き始めたのはいつ頃からですか?

ハンドメイドかぞくさん:1歳頃にはクレヨンでぐちゃぐちゃに塗ったりはしていました。何を描いてるかわかるようになったのは3歳頃からです。

――現在は状況に応じて、正しい持ち方を使い分けたり?

ハンドメイドかぞくさん:正しい持ち方もできるのですが、思うように線を引いたりや字を書いたりする時は、動画の持ち方がやりやすいようです。お習字の筆の時のみ正しい持ち方に自然となるようです。筆だと動画のような持ち方は筆圧がかかりすぎるのかなと思います。

――現在、娘さんはどのくらいの頻度で絵を描いているのでしょうか?デジタル絵が中心ですか?

ハンドメイドかぞくさん:ほぼ毎日何かしらの絵は描いていると思います。アナログ・デジタルにこだわりはなく、まんべんなくやってるな、という印象です。

――親として、娘さんにはお絵かきなどの創作に、どのように取り組んで欲しいと願われますか?

ハンドメイドかぞくさん:思うままにやってくれたらなと思っています。

  ◇  ◇

「見ている人があっと驚くようなものづくり」をコンセプトに、面白いモノを家族でつくる活動を行っているというハンドメイドかぞくさん。「中の人」はお父さんとのことです。

YouTube、TikTok、Instagramにて、制作動画を公開中。娘さんのお絵かき動画もアップされています。

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