お家の洗濯機のコース名に書いている「ドライ」。実は、クリーニング店の「ドライクリーニング」とは全く別物だと知っていましたか?宅配クリーニングのcoco-ara(ココアラ)の公式インスタグラムアカウント(@coco_ara_cleaning )が、その違いを詳しく解説しています。
洗濯表記が「ドライクリーニングのみ」なら
衣類の洗濯表記の「ドライクリーニング」のマークを「自宅のドライで洗う」と勘違し、日々トラブルが生じています。もしも「P」「F」など、ドライクリーニングの洗濯表記がある場合は、クリーニング店へ依頼するのがベストです。
▽クリーニング店の「ドライクリーニング」
ドライクリーニングは、水を使わずに「油溶剤で油汚れを落とす」クリーニング方法。水に弱い衣服の汚れを落とし、衣類へのダメージを最小限に抑えることができます。この溶剤は「引火性溶剤」なので、申請を許可された工業地のみでの使用が可能。一般家庭では「扱うことも違法になる専門性の高いもの」になります。
・油で洗う…石油系の有機溶剤で汚れを落とす
・油溶性の汚れを落とす…油汚れや皮脂・口紅など
・型くずれや収縮が起きにくい、風合いが変わりにくい
▽自宅の洗濯機の「ドライコース」
ドライクリーニングでしか昔は洗えなかった衣類も、一部のものなら「洗濯槽をあまり回さずに優しく洗えるコース」が開発されました。そこで、「洗える」という意味合いで、洗濯機メーカーがユーザーにわかりやすく生み出した名称が「ドライコース」というわけです。(最近では、「手洗いコース」等にしているメーカーも多いです。)
・水と洗剤で洗う
・水溶性の汚れを落とす…皮脂以外の汗や飲み物汚れなど
▽出典:宅配クリーニングのcoco-ara(ココアラ) 公式インスタグラム/ご自宅の「ドライ」と「ドライクリーニング」は全く別物です
https://www.instagram.com/p/DHLWa0EtiYh/