ライブ途中での観客の帰宅、大物アーティストが言及し話題に「地方だと終電が…」「やむをえない」

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音楽バンド「DREAMS COME TRUE」の中村正人さんが7日、自身のXを更新。ライブ終盤で帰宅する一部の観客について言及し、音楽ファンらの間で話題になっています。

この日中村さんはデビュー35周記念ツアーの愛知公演を終え、次のように投稿しました。「色々ご都合おありなのはお察ししますが最後のご挨拶の途中でどんどんお帰りになる多くの皆様のお姿を拝見すると『ああ、そんなにライブがお気に召されなかったのか』と深く反省する次第です」(※現在は削除済み)。

DREAMS COME TRUEに限らずさまざまなアーティストのライブで、終電や飛行機の時間といった交通事情のためやむなく退席する遠方のファンは少なくないことから、SNSではこの投稿が波紋を呼びました。

〈泣く泣く帰る地方民のファンもたくさんいるのに〉
〈田舎住み社会人は、乗り継ぎが多いと早めに帰宅しないといけない時もあるのよ。途中退席したいわけないじゃん…〉
〈ライブの後半で途中退席する人の多くは、ライブがお気に召さないどころかお金も時間もかけて遠くから足を運んでいる熱心なファンだということを知っていてほしい〉
〈時間とお金をかけてライブ行ってどうしてもの理由で途中退席しないといけなくてって時にアーティストから「途中退席なんて」と言われたらもうその人のこと応援できなくなる〉

ドリカム公式サイトによると、35周年ツアーの開演時間は、代々木競技場第一体育館(東京)での2公演を除いて午後5時開演になっています。12月7日の会場Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)ホールAは、同空港からは直結ですが、電車の最寄駅は名古屋鉄道の中部国際空港駅。名古屋駅から特急でも約30分かかります。

Xでの反響を受けてか中村さんはその後、「なるほど 初めての会場なので事情がわかりました ご足労誠にありがとうございました 明日もベスト以上を尽くします(頭を下げる絵文字)」と投稿。しかし、この投稿もほどなくして削除されました。

Xでは以下のような声もありました。

〈ドリカム中村正人さんの例の削除された炎上ポスト、俺には素朴な寂しさと言う心情の吐露に読めるんだけど、ソレが交通事情で仕方なく帰るファンには嫌味に聞こえる。その書き手と受けてのすれ違いがどんどん感情の幅を拡げているだけのように見える〉
〈「規制退場イヤだから先に出る」「混むの嫌」って人も一定数いるからなあ 多分そういう人達に向けて最後まで見てってよって意味だったと思うんだけどなぁ〉

一時「途中退席」「ドリカム」がトレンドワードに入るなど、さまざまな意見が上がっています。

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