大阪・梅田の超高層ビル「梅田スカイビル」の公式インスタグラムアカウント(@umeda_skybuilding)が、6月7日までに新たなポストを投稿。30年以上前におこなわれた空中庭園展望台の工事の様子を動画で公開しました。
タワーイースト、タワーウエストの2棟からなる同ビル。最上部で2棟をつなぐ空中庭園展望台は、地上173mの高さから大阪の街を360°見渡せる観光スポットとして広く知られています。
同ビルのインスタグラムは、今から30年以上前におこなわれた空中庭園展望台の建設中の動画を投稿。投稿によると、空中庭園は地上で組み上げたあと、ワイヤーを使用した「リフトアップ工法」で地上150mに吊り上げられました。ウィンチ(巻き上げ機)4基で1040トンの空中庭園を毎分35センチずつリフトアップし、約7時間ほどかかったといいます。
同ビルの空中エスカレーターや空中ブリッジも同様に地上で組み上げた後にリフトアップがおこなわれたそうで、「こうした技術を建築工事に大規模に取り入れたのは世界初の試みでした」と語っています。
投稿のコメント欄では「30年前でこの技術と建物が建てられたことに凄いなとしか言えない」「当時生で見ました 懐かしい」「改めて見ると日本の技術ってすごい」「貴重な映像ですね」と感嘆する声があがっています。