向こう1か月の北海道は、暖かい空気が流れ込みやすいため、気温は高くなるでしょう。特に、日本海側や太平洋側では、期間のはじめは気温がかなり高くなる見込みです。
1週目(5月18日~24日) 内陸では真夏並みの気温となる所も
今日(16日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。
向こう1か月の北海道は、暖かい空気が流れ込みやすいため、全般に気温は高く経過するでしょう。特に、日本海側や太平洋側では、期間のはじめは気温がかなり高くなる見込みです。
降水量はほぼ平年並みで、日照時間は平年並みか多いでしょう。全般に、晴れて気温の高くなる日が多くなりそうです。
1週目の北海道付近は、天気は数日の周期で変わりやすくなりますが、高気圧に覆われる日が多くなるため、平年に比べて晴れる日が多いでしょう。19日(日)は特に高い見込みで、帯広など内陸の地域では真夏並みの気温となる所もありそうです。まだ暑さに体が慣れていない時期でもあるため、のどが渇く前に水分を補給する、塩分を補給するなどの熱中症対策をいつも以上に行うとよいでしょう。室内ではエアコンも使用するのもよさそうです。
2週目(5月25日~31日) 暑さは続く
天気は数日の周期で変化する見込みです。しかしながら、暖かい空気が流れ込みやすい状態は続き、気温は全道で平年より高くなるでしょう。地上付近の気温が高くなり、低気圧が通過する際などは、大気の状態が不安定となりやすくなってきます。低気圧接近、通過の際は、落雷や突風など、天気の急変に注意が必要です。
3~4週目(6月1日~14日) 暑さはまだ続く
2週目同様、天気は数日の周期で変わる見込みです。気温は平年並みか高いでしょう。各地で祭りなど屋外でのイベントが行われることも増えてくる頃です。暖気の入り方によっては、熱中症などに注意が必要な気温となる可能性もありそうです。
なお、最新の3か月予報によると、7月も気温は平年並みか高い見込みです。夏の暑さに備えて、暑熱順化を行っていきましょう。
日中は高い気温に注意が必要ですが、この時期でも朝の冷え込みによっては霜の降りる恐れがありますので、農作物の管理には注意が必要です。