夫が撮影した写真と妻が撮影した写真は構図や雰囲気が違う……とよく話題になります。
先日、「全く同じ場所、同じiPhoneで撮った」という、もみじ@1y(@akkaagnue)さんがX(旧Twitter)に投稿した2枚の写真が話題になりました。
妻のもみじさんが撮った写真は、夫と1歳半になる息子さんの表情にフォーカスし、桜をぼかして奥行きを演出した「映え写真」。
一方ご主人が撮った写真は、息子さんを抱く妻の全身を中央に配置し、桜の木と地面を上下2分割構図で撮影した「現場写真風ショット」でした。
「旦那が撮った写真」が激変!
実はもみじさんのご主人は、建築関係の現場監督さん。「映え写真」とは真逆だった現場写真風の構図は、ご主人の職業が反映されたものだったのです。
現場でのご主人の頑張りが少し理解できた、と語っていたもみじさんでしたが、仕事柄ご主人は在宅時間が短く、「夫が撮った、妻と息子の2ショット写真」があまりないのだそうです。
そこで、桜が満開になったタイミングで、もみじさんは親子3人で「リベンジ撮影」を敢行。すると、ご主人が撮った写真が激変!さらに、仕事で鍛えたご主人の撮影センスも見事に開花しました。
伸びしろと仕事のテクニック、炸裂!
「桜の写真、リプのアドバイスをもとにリベンジしてもらった。ついでに工事写真のアレ持ってって撮ってもらった」
そうつぶやき、もみじさんが投稿したのは、満開の桜のトンネルの下、笑顔のもみじさんとカメラを見つめる息子さんの表情にフォーカスした「幸せな映え写真」と、工事現場などで使用される「撮影用ホワイトボード」を写し込んだ、周囲の情報満載の「現場写真風ショット」!
一気に進化したご主人の撮影テクニックと、仲良しご夫妻のユーモアを讃えるコメントが殺到しました。
「え、すごい!全然違う!旦那さんの撮り方、めっちゃ良くなってる!」
「伸びしろを感じます」
「工事看板w センスがありすぎる」
「1枚目がとてもいいのですが、2枚目笑いました。どちらもこれまたいい写真だー」
多くのコメントに対し、「リプのアドバイスをもとにリベンジしてもらった。ついでに工事写真のアレ持って行って、撮ってもらった」「本職の技見せてもらった」「見直しました」と、楽しそうに返信していたもみじさんに、大成功したリベンジ撮影についてお話を聞きました。
「飲み込みの早さ」と「優しさ」に感激
ーーお花見リベンジ撮影、大成功でしたね!
「こんな感じで撮ってね!と見本の写真を見せ、ポートレートモードに設定してiPhoneを渡したら、一発で撮ってくれました。飲み込みが早過ぎてびっくりしました。息子が結構バタバタ動いていたのですが、ブレてないのがすごいと思いました。その後も『違う場所で撮ってあげるよ~』と言ってくれて嬉しかったです」
ーー工事用看板を写し込んだ「現場写真風ショット」も最高でしたね。
「看板を写し込んだ方は、笑いながら『いいよ~!これは任せて!』と撮ってくれました。工事看板を持ちながらの撮影はものすごく手慣れてました!」
ーーさすがプロ!リベンジ撮影中の息子さんの様子は…?
「パパに肩車をしてもらったり、外出が出来て機嫌が良かったので、1枚目の時はニコニコしてますが、工事看板の写真は遊んだ後で疲れていて、のけぞったり私のお腹を蹴ったりしていたので、1枚だけ撮らせてもらいました」
◇ ◇
今回もみじさんご夫妻が撮影で使った「工事用看板」ですが、現在はデジタル化され、仕事現場ではアプリを使って撮影されているそうです。
◼︎もみじさんが手がける、セーラー服や海の生き物の帽子が可愛いハンドメイド・ショップ『シーサイドセーラー』