紙ストローの意義がSNS上で大きな注目を集めている。
きっかけになったのは
「マックさぁ、蓋を紙にしてストロープラにすれば良いのに。。」
という関東在住の中学生、Whiteさん(@White_517))の投稿。
2022年4月1日、政府は海洋プラスチック汚染などの対策として「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラスチック資源循環法)」を施行。それを受け、マクドナルドはじめ飲食チェーンではストローなど、これまでプラスチックだった製品を紙や木に置き換える動きが起こっているのだが、質感への不評や「欧米の流行に乗っているだけではないか」と実際の効果を疑う声は根強い。
今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは
「全部プラでいいよ。
ストローくらいじゃかわらん。」
「分別してゴミ箱にすてるのダルいから
どっちかの素材で統一して欲しい」
「弁当屋の客『有料袋要らないです』からの店員さん薄い袋に入れるムーブも見てて辛い」
「ストローが紙なのはもともと動物が誤ってプラスチックを飲み込むのを避けるためであって、プラスチックの消費量の問題は二の次のはずだったのよね。いつのまにか話がズレてる。」
「こうなったのは鼻にストローが刺さっていた可哀想なウミガメの映像が発端だから、蓋じゃなくてストローを紙にしないと駄目らしい。
そもそもウミガメにストローが刺さる確率って天文学的な数字だよな。」
など数々の共感の声が寄せられている。
Whiteさんにお話を聞いた。
ーー紙ストローの使用感についてご意見をお聞かせください。
White:プラスチックストローに比べて、吸いにくく味も落ちると思います。口触りも悪いです。
ーー紙ストローの普及については「形だけのエコ」と批判する意見もあるようです。Whiteさんのお考えをお聞かせください。
White:電気自動車やエコバッグのように、最近は表向きなエコを謳っているものが多いと思います。形だけのエコではなく、根本的にエコなものが増えると良いと思います。
ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。
White:この投稿を見てくださった人は、少しでも環境に対する意識を高めてもらえたらと思います。本当の意味で綺麗な世の中になって欲しいです。
◇ ◇
将来、現代のエコ政策について歴史的にどんな評価がなされるのか興味深い。
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