【思い出の卒業ソング】50代は「贈る言葉」 40代は「仰げば尊し」 脳内を流れるフレーズで世代がわかる?

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

みなさんは「思い出の卒業ソング」といわれたらどの曲を思い浮かべますか。楽天グループ株式会社(東京都世田谷区)が運営するオンライン書店『楽天ブックス』がこのほど発表した「年代別 思い出の卒業ソングランキング2024」によると、30代以下は『旅立ちの日に』、40代や50代では『仰げば尊し』『贈る言葉』などが1位に選ばれたそうです。

調査は、全国の『楽天ブックス』ユーザーを対象として2024年1月にインターネットで実施され、有効回答数は5870件でした。

「思い出の卒業ソングランキング2024」の1位は、10~30代が合唱曲『旅立ちの日に』(10代54.3%、20代60.0%、30代35.5%)、40代は卒業式の定番合唱曲『仰げば尊し』(52.1%)、50代では人気テレビドラマ「3年B組金八先生」第1シリーズの主題歌として親しまれる『贈る言葉(海援隊)』(53.8%)となりました。

次点以降は、『3月9日(レミオロメン)』(10代45.7%、20代50.9%、30代28.9%)、『YELL(いきものがかり)』(10代26.1%、20代31.0%)、『手紙~拝啓 十五の君へ~(アンジェラ・アキ)』(10代26.1%、20代29.2%)、『蛍の光』(40代36.1%、50代33.3%)、『卒業写真(荒井由実)』(40代29.6%、50代31.0%)、『卒業(斉藤由貴)』(50代43.1%)といった曲がTOP5にランクインする結果となりました。

また、「卒業ソングに関連する思い出」には、「中学校の卒業式で歌い、皆が涙していました。クラスメイトの仲の良さが出ていて、楽しかった思い出があります」(20代/旅立ちの日に)、「コロナ禍で思うように学校生活が送れないまま卒業し後悔が残っているが、それでも友達と過ごした3年間はかけがえないものだったと思い出す」(10代/3月9日)など、コロナ禍での行動制限がある中で学生生活を過ごした方の思いが寄せられました。

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なお、同調査では現役の学生(大学生・短期大学生・専門学校生・高校生以下)256人を対象に「音楽商品・サービス」に関する調査も実施しています。

まず、「音楽を聴くために利用している音楽商品・サービス」を複数回答で答えてもらったところ、「無料の動画サイト」(80.9%)が最も多く、次いで「CD 購入」(51.6%)、「無料の音楽配信サービス」(39.1%)が続きました。

また、「1年以内にお金を使った音楽商品・サービス」では、「CD購入」(61.7%)が最多となり、音楽配信サービスが普及している昨今でも多くの学生がCDを購入していることがうかがえました。

「1年以内にCDを購入したことがある」と回答した現役の学生(大学生・短期大学生・専門学校生・高校生以下)に「CDを購入する理由」を教えてもらったところ、「アーティストを応援したいから」(81.1%)が最多に。

ほか、「作品を手元に持っておきたいから」(69.7%)、「そのお店にしかない特典(限定特典)が付属している商品が欲しいから」(61.4%)といった回答が続き、推しを応援する気持ちの一方で特典に魅力を感じてCDを購入することが分かりました。

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