「なんだ…あざらしか」
そんなひと言とともに「X」に投稿されたのは「黒猫」さんが白いカーペットの上に足をのばして寝そべる姿。それがまるで「あざらし」のようだと話題になりました。
写真を投稿したのは「百円」(@2020momo100)さん(以下、飼い主さん)のアカウントで、話題になった猫さんのお名まえは「百(もも)」くんという金色の瞳を持つ黒猫の男の子です。百くんは「円(まる)」ちゃんという三毛猫の女の子といっしょに暮らしています。
「すきっ(かわいいっ)」
「打ち上がってますね…」
「猫科のアザラシは時々いるね」
百くんの可愛らしさを称える声が届いています。飼い主さんに愛猫が「あざらし化」していた時のことをお聞きしました。
しばらく「あざらし化」していた
――写真を撮った時のことを教えてください。
よくラグの上でリラックスしてゴロゴロ転がるのですがその時の写真です。寝る前の時間だったので、ちょっぴり眠かったのかもしれません。この時はしばらくアザラシのポーズのまま転がっていました。
――愛猫の写真が拡散しました。
コメントとともにご自宅の猫ちゃ…あざらしさんの写真を送ってくださった方が何人かいらっしゃったのですが、どのあざらしさんも可愛くて嬉しかったです。Xの皆さんはノリが良くて、どのコメントも本当に面白かったです!
「百」くんと「円」ちゃん、お名まえの由来は?
「百」くんと「円」ちゃん、それぞれの命名の由来も聞いてみました。
「百ちゃんは2020年に友人が保護して我が家にきました。夫が『もも』と命名したので、私が長生きしてほしいという願いを漢字に込めて「百」とつけました。得意技(?)は抱っこされたりマッサージされても嫌がらずにされるがままになってくれるところ(タイムリミットあり)でしょうか。よく夫に変なダンスを踊らされています」と話す飼い主さん。
さらに「円ちゃんは百ちゃんが来た翌年の晩秋、我家の庭に迷い込んできた子猫でした。翌日からぐっと冷え込む夜の出来事だったので、保護できてホッとしました。はじめは里親さんを募集していたのですが『うちには百だけでいい』と言っていた夫が、舌の根も乾かぬうちに『この子はまるちゃんにする!』とすっかり円ちゃんの可愛らしさにメロメロに」とお迎えした経緯を話す飼い主さん。また「漢字は私が『円』とつけました。百と合わせると字面が面白かったのと『縁』と同じ響きなので、縁あって我が家に来てくれた意味も込めて」(飼い主さん)と振り返りました。
愛猫たちのふだんの暮らしぶりについて飼い主さんは「2匹は程よい距離感で仲良く過ごしてくれています。円ちゃんが子猫の頃は、せっせとお世話を焼いていた百ちゃんですが、最近は立場が逆転したようで円ちゃんの前に頭を差し出して毛づくろいをしてもらって甘えています」と話しています。