いしだ壱成さん、石田純一さん親子が初めて共演したことで、好事家らの熱い注目を集めた映画「散歩屋ケンちゃん」が、DVD化に向けてクラウドファンディング(CF)に乗り出した。リターンはサイン入り完成台本ガチャや、映画に出演した漫画家ビッグ錠さん書き下ろしの缶バッジ、劇中に登場する「プリンは文化だ」Tシャツなど盛りだくさん。経営危機の銚子電鉄を救った「まずい棒」の専用ケースもある。
「散歩屋ケンちゃん」は2023年7月から全国約20の映画館で公開。いしだ壱成さん、石田純一さんのほか、ビッグ錠さん、歌手の友川カズキさんらも出演している。銚子電鉄開業100周年応援企画として誕生した映画でもあり、「まずい棒」など数々のプロジェクトに携わってきた寺井広樹さんが監督や共同脚本、プロデュースを務めた。
CFの目標金額は500万円。資金はDVD制作費、翻訳費、人件費などに充てるという。
リターンがすごい。キャスト、制作スタッフの誰か1人のサインが入った台本(5000円)、ビッグ錠さん書き下ろしの金魚缶バッジ(5000円)、レジェンド漫画家日野日出志さんがイラストを手掛けた「まずい棒」のアクリルキーホルダー6種セット(6000円)、ビッグ錠さんがイラストを担当した「プリンは文化だ」Tシャツ(白/黒各7000円)、ビッグ錠さんと銚子電鉄の「デキらぁめん」を一緒に食べる会への参加権など(2万円)、いしだ壱成さんが劇中でかぶっていた黄色い帽子(サイン入り、5万円、1人のみ)、まずい棒専用のアルミケース(6万円)などなど、好きな人にはたまらないラインナップだ。
CF期間は2024年2月18日まで。リターンの数が限られているものもあるので、気になる人は早めのチェックをお勧めする。