可愛く作ったはずが…小鳥モチーフのスイーツに「こんなスイートポテトは嫌だ」「猟奇的w」

山本 明 山本 明

「息子に
『食べな』って言ったら
『大丈夫』って言われた
スイートポテト」

 Xに投稿されたスイートポテトの画像を見たネット民の間に衝撃が走りました。

 小鳥をイメージして作られたスイーツのはずですが、皿の上に力なく横たわる体、ぐったりした両翼、そしてチョコの涙を流す片目、といささか手を伸ばすのがためらわれるような見た目に仕上がっています。また、後方にある鳥の生首スイートポテトも気になるところですね。

「猟奇的ww」
「なんか活造りみたいになってる!こっち見ないで……」
「こんなスイートポテトは嫌だ」
「鳴かぬなら 食べてしまえ 甘い芋」

 クスッと笑える一句も詠まれてしまったこの問題作を投稿したのは「とりさん」(@z8QHsANjBYFhVdA)のアカウントです。とりさんは白文鳥のピュー太郎ちゃんとシルバー文鳥のシルバー太郎ちゃん。そしてウロコインコのココちゃんの3羽の小鳥さん達と暮らしています。

 「泣いてる…」というコメントに「チョコペンが終わりかけでブハッてなったんです」と説明するとりさんに、さらに詳しくお話をお聞きしました。

「毎回こんな感じの仕上がりです」

――どういう制作意図により、このスイートポテトが誕生したのか教えてください、

毎回こんな感じの仕上がりです。かわいい鳥のお菓子を作りたいのですが不器用な私にはこれが限界のようです。

――特にこだわったところは。

こんなスイートポテトで偉そうには言えませんが、鳥の体の部分です。でも体のせいでさらに気味悪くなってしまったようです。

――最終的にスイートポテトはどうなりましたか。

普段別に暮らしている息子にはこのお菓子が恐怖でしかなかったのでしょう。こんな物が実家の食卓にあったら怖いですからね。一緒に暮らしている娘には免疫があるので毎回完食してくれます。今回も娘と二人で食べました。

――反響への感想は。

驚いています。こんなスイートポテトのどこがそんなに良かったのか。娘からは前に作った物の方が酷かったから不思議と言われました。娘の中では今回のスイートポテトはまだかわいい方だったようです。

――印象に残ったコメントがあれば教えてください。

毎回私のお菓子にコメントをしてくださる鳥好きさん仲間がいて、そのお二人から「後ろに控えている生首の行く末が気になる」「この生首は絶対に美味しい」と、手前の鳥だけでなくうしろの子達にも気づいてもらえた事が嬉しかったですね。

海外からもコメントが殺到

「もうひとつ心配な事があって……、海外にはスイートポテトがないらしく『what ?』と聞かれて、これは日本のケーキです。と答えてしまいました。慌てて『私は不器用です』ともう一度コメントをしたのですが。これが日本のケーキだと思われたら……こんな物を作るのは私くらいですし。誤解されないといいのですが……」と心配するとりさん。

 これまでも鳥をモチーフにしたスイーツを制作・投稿しているとりさんは、「(スイーツを作る際のイメージは)飼い鳥の時もありますしフラミンゴの時もありました。家族が鳥好きなので色々な鳥の形を作っています」と話し、さらに制作時に気をつけていることについて「毎回かわいく作ろうと努力はしています。ただ不器用なもので頑張れば頑張るほど取り返しがつかなくなってしまいます。娘と、毎回コメントをしてくださる鳥好きさん仲間が喜んでくれるようなお菓子が作れたらいいな、と思いながら毎回作っています」(とりさん)と語っています。

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