圧巻!西濃運輸トラックの「格納」が美しすぎる 並び順にルール「車種、年式、車の顔をそろえています」

金井 かおる 金井 かおる

 物流大手セイノーホールディングス傘下の西濃運輸(本社、岐阜県大垣市)が公式X(@seinocorporatio)に投稿した写真がネット上で話題を呼んでいます。同社トラックが寸分の狂いなく、びしっと整列した様子が写っており、ユーザーからは「かっこいい!」「美しすぎます」「さすがプロ」「職人技」「同業者としてもさすがです」など、感嘆の声が次々と寄せられています。

「車の顔がそろうように」並べ方にもルール

 同社広報担当者によると、この駐車方法は「格納」と呼ばれるもの。

 毎年、年末の仕事納めの時期になるとグループ全体で実施しており、一年を通じてフル稼働した車両に「1年間おつかれさま」という感謝の気持ちを込め、整備や洗車、検査などを行います。今年も師走が近づいてきたことから、少しでも多くの人たちに知ってもらおうと、予告も兼ねて投稿したそうです。

 停め方にもルールがあり、「右(運転席側)の白線に沿って車両を駐車するようルールとして定めています」。また、同じ車種や同じ年式の車を並べ、「車の顔がそろうように並べています」。

 始まった時期ははっきりしないものの、創業者の信念が受け継がれているといいます。

 「故田口利八名誉会長は創業当初より、常日頃から車両をきれいにするようにと言っていました。特に年末には、新しい一年を迎えることや、一年お世話になった車両には感謝の気持ちも込めて、きれいに洗車して格納が行われていました。保有車両台数が多くなった現在でも、全国の支店で年末の格納が行われています」(同社広報担当者)

 営業所周辺では年の瀬を感じさせる風物詩にもなっているようで、近所の人たちからは「今年もこの季節がきたね」「年の瀬を感じるね」などの声が寄せられることも。

 今年の年末、同社トラックの圧巻の光景に注目してみてはいかがでしょうか。

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