台湾グルメブーム…次の大ヒット候補は? オトナもハマる「フルーツ ✕ 烏龍茶」

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ここ数年、台湾発のグルメがブームを巻き起こしています。顔の大きさほどもある唐揚げ「大鶏排(ダージーパイ)」や、専門店も増えてきた台湾スイーツ「豆花(トウファ)」、さつまいもが原料になっている揚げ団子「QQボール」など、いずれも、ついつい写真を撮りたくなるようなインパクトと、どこか懐かしいレトロな雰囲気があります。「タピオカ」や「台湾カステラ」に次ぐ“大ヒット”が生まれる日も近いかもしれません。そんな「台湾グルメ」のトレンドについて、ライターの中口さんに紹介してもらいました。

次なるヒットの予感!「台湾ティーエード」

次なるヒット候補として注目なのは、お茶どころ台湾ならではの新感覚ドリンク「ティーエード」だ。お茶にフルーツを合わせたもので、台湾風のものは烏龍茶がベース。「甘い烏龍茶!? それって、美味しいの?」なんて声も聞こえてきそうだが、どうせ若者だけの流行と侮るなかれ! すっきりとした烏龍茶の苦みと、フルーツの優しい甘さは相性抜群。甘いものはほしいけど、年々、甘すぎるものは苦手になってきた私でも最後までグイグイ飲めてしまう。おなかのポッコリが気になるオトナ世代としては、美容や健康維持につながるといわれる烏龍茶がベースのドリンクなら、罪悪感が少なくてすむのも嬉しい。「フルーツ×烏龍茶」の組み合わせ、オトナにこそ「アリ」なのでは!?

台湾発ティー専門店でも若者や女性に人気!

タピオカドリンクのイメージが強い「ゴンチャ」でも、実はティーエードが楽しめる。季節ごとのフルーツを使用した季節限定ティーエードは、発表されるたびに話題となるなど流行に敏感な若者や女性たちからの人気が高い。台湾・阿里山産の上質な茶葉を使った烏龍茶に、マンゴーソースや果肉を合わせた「マンゴー阿里山 ティーエード」は不動の定番商品だ。

仕事中にほっと一息 ペットボトルタイプも

ペットボトル商品も登場している。サントリーが、今月5日(火)から全国で期間限定発売した「サントリー烏龍茶 好烏龍(ハオウーロン)」。ロングセラーブランド「サントリー烏龍茶」のティーエードだ。マンゴーとマンダリンオレンジの果汁をたっぷり15%使用し、マンゴーのまろやかな甘みと、ほんのり烏龍茶の後味、異国情緒溢れるパッケージが相まって心地よくリラックス気分を誘う。仕事中に一息つきたい時など、オトナの「気分転換ドリンク」としても期待できそうだ。

恥ずかしさなし!流行りモノを気軽に

コンビニで購入できるので、若い女性で溢れるティースタンドやカフェはちょっと……と感じる男性でも、気軽に流行ドリンクを楽しめる。お馴染みの「サントリー烏龍茶」ロゴが頼もしく配置されているので、流行モノに手を出す照れくささも、若干薄れさせてくれるのでは。

商品名は、若い世代の流行語「好ハオ」= 中国語の「好き」からとられたもの。この言葉、若者たちは「推しがビジュ良すぎて好ハオ」などと使うんだとか。この1本に、台湾ブームから、若者言葉まで流行がギュッと詰め込まれているのも、個人的にはとても興味深い。会話のネタとして、使ってみるのも面白いかもしれない。

◆中口 のり子 芸術系大学卒業後、出版社にて地域情報誌の企画提案や取材などを担当。結婚・出産を経て、デザイナー&ライターとしてフリーランスに。ラジオ関西の情報サイト「ラジトピ」への寄稿ほか、大阪・兵庫を中心に活動。グルメから美容まで、最新の流行がいち早くキャッチできるこの仕事は天職!?

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