側溝から救出した子猫をお家にお迎えして2年、「そういえば昨日はこめのおうち記念日でした」とX(Twitter)に投稿された思い出の写真が大きく注目を集めました。
投稿したのは「天使 こめ」(@0818kome)さん(以下、飼い主さん)のアカウント。写真には急ごしらえで作ったのであろう、タオルを敷いた段ボール製のケージの隅にうずくまる小さな背中が写っています。飼い主さんは投稿にさらに以下のような言葉を続けました。
「拾って家猫になることがこめにとって幸せだったかはわかりませんが、幸せと思ってもらえるよう努力したつもりです」
「こめのおかげで私はとっても幸せなので、こめも幸せだと嬉しいな〜」
お家に迎え入れられてから無事2年の歳月が流れ、「こめ」ちゃんと名づけられた子猫はすこやかに成長し、現在はしなやかなスタイルと透きとおるようなブルーの瞳を持つ優美な猫さんになりました。
「この子も絶対幸せだと思います。」
「ゼーったい幸せ」
「わかります。 外にいた子を家に拘束してるのではないか?とか、私で良かったのか?とか考えちゃいますよね。でも、やはり外は過酷で小さい子は命を落としかねない。幸せですよ。大丈夫」
投稿には共感と励ましの声が多数寄せられています。飼い主さんにくわしい話をお聞きしました。
側溝から救出した時の状況は?
――こめちゃんを発見したのは?
夜8時ごろでした。ずっと鳴き声が聞こえていたので、疲れていたのか捕まえても暴れたり逃げたりしようとしませんでした。
――どんな様子でしたか。
牛乳しかなかったのであげたところ飲んでいたので、お腹はすいていたのかもしれません。こめには親猫や兄弟もいたと思うので、引き離すことになってしまわないか、かわいそうじゃないかとても悩んで飼うことを決めたその夜に撮った写真でした。
――その時のお気持ちは。
うずくまる姿を見たときは、元の場所に戻してあげた方がよかったのかなと不安になりました。
――投稿に大きな反響がありました。
可愛いこめをたくさんの人に見てもらいたいという一心でSNSをはじめたので、たくさんの人に見ていただけてとっても嬉しいです!また、みなさんに「(私だけじゃなく)こめちゃんも幸せだと思っているはずです」と励ましていただけて、改めてこめを飼うことにしてよかったなと思いました。
「青い瞳をよく褒められます」
「こめのチャームポイントはたくさんあるんですが、よく褒めていただけるのは青い目です。子猫は目が青くて、だんだん変わってくるといわれているのですが、こめは割と青いままでとても綺麗だなと思います。あとは柄が特徴的なところや、やんちゃで甘えたな性格も魅力の一つです!」と話す飼い主さん。
さらに「こめは私の心の支えですかね。圧倒的癒しです(笑)」と飼い主さんは愛猫へと寄せる現在の心境を語っています。