2歳児のイヤイヤ期ポーズに「貫禄ある」「大物の予感」 目撃した父親は「自宅のソファーかと思いました」

金井 かおる 金井 かおる

 歌人の佐佐木頼綱さん(43)が自身のSNSに公開した1枚の写真が大きな話題になっています。

 「うちの息子のイヤイヤ期にはなんだか余裕がある」。写真には外出先の路上で寝転ぶ男の子の姿が。頭の後ろで手を組み、足はクロスさせ、一見くつろいでいるよう。佐佐木さんいわく「自宅のソファーかと思いました」。

 写真を見たSNSユーザーからは「貫禄ある」「大物の予感」「かわいい〜」「ポーズが決まってる」などの反応が寄せられています。

アイス購入後、ひっくり返り…

 佐佐木さんは妻、長女(5)、長男(2歳4カ月)の4人家族。決定的瞬間を写真に収めたのは、家族4人で児童館で遊んだ帰り道でした。

 「(写真の)背景にあるドラッグストアでアイスを購入し、皆で公園で食べようとしたのですが、息子が『(今すぐ)たべたい!』『(公園)いきたくない!』とひっくり返り始めました」(佐佐木さん)

 普段の息子さんは「明るく社交的で、お姉ちゃんと猫が大好きな子です。イヤイヤ期が始まったのは1カ月前くらい。『いやや~笑』と笑いながら駄々をこねるので、最初はイヤイヤ期なことに気が付きませんでした」。

 5歳のお姉ちゃんのイヤイヤ期は、全身を投げ出し、地団駄を踏んで泣くというスタイルだったそうで、今回の息子さんの姿を目の当たりにし、「お姉ちゃんと随分違うなぁと。この子はゆったりしているなぁと思いました」。

 佐佐木さんの曾祖父は国文学者で歌人の佐佐木信綱。ひ孫である佐佐木さんは現在、短歌誌「心の花」を編集する傍ら、日本俳句協会の理事も務めます。

 SNS上でバズった我が息子の姿は、短歌に詠んだのでしょうか。「珍しい状況を短歌にすると、どうしても説明的になってしまってうまくいかないのですが…」としながらも、2首を披露してくれました。

〈イヤなんだいまでなくてはイヤなんだあおあおとかがやいている空〉

〈仰向いている子の瞳いま午後の夏空色に染まりつつゆく〉

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