みなさんは、1日のうちどのくらいスマートフォンを利用していますか。全国の男女9696人に調査をしたところ、6割弱の人が「1時間以上」と回答し、2018年以降増加傾向にあることが分かりました。また、7割強の人が「携帯電話・スマートフォンがないと困る」と回答したそうです。
マイボイスコム株式会社（東京都千代田区）が、「携帯電話・スマートフォンとライフスタイルに関する調査」と題して2023年4月にインターネットで実施した調査です。
まず、「携帯電話・スマートフォンの利用時間」について調査をしたところ、「1～2時間未満」（20.9％）、「2～3時間未満」（15.2％）、「3～4時間未満」（8.9％）、「5時間以上」（7.7％）、「4～5時間未満」（5.1％）となり、1日1時間以上利用する人は合わせて57.8％と6割弱に上り、この傾向は2018年以降増加しているといいます。
続いて、「携帯電話・スマートフォンの利用について、あてはまるもの」を複数回答可で選んでもらったところ、「気がつくと長い時間スマートフォン・携帯電話を利用している」（25.0％）、「睡眠時も、スマートフォン・携帯電話を近くにおいている」（24.2％）、「手持無沙汰になると、無意識のうちにスマートフォン・携帯電話を手に取っている」（15.9％）、「スマートフォン・携帯電話のない生活は、退屈・不安に感じる」（14.0％）といった回答が上位に並びました。
さらに、71.7％の人が「現在利用している携帯電話・スマートフォンがないと困る」（困ると思う：39.6％・やや困ると思う：32.1％）と回答しています。
「困ると思う」と答えた人からは、「公衆電話が見当たらなくなってきているから」（男性55歳）、「今後、スマートフォンベースの行政サービスが増えそうだから」（女性43歳）、「財布のような存在になっているから」（女性58歳）といった意見が寄せられました。
一方、「困らないと思う」と答えた人からは、「癖になってしまっているだけで、離れたら離れたで順応すると思う」（女性24歳）、「SNSの弊害が目立ってきた今日、一斉にスマートフォンを持つことをやめることになったら今より人に優しい社会に変化する気がする」（男性45歳）などの声が寄せられました。
