「ちょっと美味しそうな総菜でも…」と立ち寄るデパ地下。そこには思いもよらない「罠」が潜んでいました。SNSで漫画を投稿しているサラリーマンの月光もりあさん(@_moria_moria_)の漫画ツイートが話題です。そのときの状況についてお話を聞きました。
ある日、ピクニック前にデパ地下に立ち寄った月光さんと奥さん。魅力的なショーケースが並ぶ中、20分悩んだ後にチャプチェとおこわ2種を選んだお二人。「あと入口にあったラザニア」「いーねー」と意気投合し、400円・600円と見えるラザニアを売る2つのお店から「美味しそう」と値段が高い方のお店のラザニアを選びます。
そして、「一切れください」と注文すると「2400円になります」という店員さんの言葉に卒倒しそうになる二人。値段を聞き返すと「グラム売りなんで」との返事。そう!良く見てみると値札には600円の前に小さく「100g」とついていたのです!
「誰がラザニアに2400円出すん?!ランチ2人分やん!!俺たちこれからピクニックなのに誰がレジャーシートの上で一切れのラザニア食うん!?だったら店内で食いたいわ!高すぎるて!!」と心の声で叫ぶ月光さん。
「このグラム売りの騙しやめて!!600円と思うて!!一切れだいたい2000円ぐらいしますて書いといて!!急に衝撃的な値段突き付けられても「下さい」て言ってる手前もう断れんのよ!!」と思いがあふれ出すも、なんとか恥をしのびつつ「や…やっぱりやめときます」と店員に伝えた月光さん。自ら「世界一ダサい客やん!!」と自虐。奥さんが一緒だったことでなんとか気まずい雰囲気に打ち勝ち、伝えることができたそうです。
この投稿に、
「わかりみしかない」
「個体のグラム売り撤廃してほしい」
「正直に値段書いちゃったら買う人おらんよね」
「g売りの闇」
「「100gだとどれくらいの量になりますか?」と聞いちゃいます」
「わかる!二人分で5000円消えたことある!」
「角煮がすごく危ないですW」
「小さくグラム数書くのはズルいwww」
「なぜ(1切れ)でやってくれないのか!!!!」
「器に盛り付けたあとに引き下がれないのよ…量り売りはwwwww」
と、同じ経験のある方々から共感の声が続々と届いています。
月光もりあさんにお話を聞いてみました。
今後は必ずグラム売りか確認します
――デパ地下での出来事、焦りましたね。
総菜買ってピクニックする予定で。駅ビルのデパ地下に寄った時のエピソードです。
――ラザニアの金額に奥さんもほぼ同じ感覚で「!?」となっておられたかと。
ママは「待って?!」て声に出しました(笑)。ごにょごにょ2人で話して断りました。気まずくてあまり店員さんの方は見れなかったのですがおそらく無表情でしたね。
――その後は何か購入を?
数百円の豚まんと焼売買いました(笑)。ピクニックは気候もよく最高でした。
――楽しいピクニックになり何よりです。奥さんと今後の教訓等何かお話は?
デパ地下はたまにしか行きませんが、今後は必ずグラム売りか確認しようと決めました。コメントで「安くしろとかそういうのではなく、一人分の値段の目安が分かれば、自分の財布と相談して高ければ買わないし、こういう気まずい思いしなくて済むって話だよな」という意見をいただき、まさに言いたいことだ!と思いました。
◇ ◇
キラキラ美味しいものが並ぶデパ地下。よくよく見ると理解できることなのですが、食材の魅力に気をとられてついつい見落としがちです。デパ地下に潜む罠…量り売り、1切れなどの価格表記はしっかりと確認を!
月光もりあさんは温かくユーモアにあふれた日常や育児の様子を漫画にしてSNSに投稿しています。
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