「うれしいよ…」94歳と104歳の姉妹、感動の再会動画が話題 コロナ禍で3年ぶりに対面「こないして会えるなんて」

小森 有喜 小森 有喜

新型コロナ禍のため、約3年会えなかった104歳と94歳の姉妹。その再会の様子を捉えた動画がSNSで話題になっています。2人は同じ敷地にある高齢者施設で暮らしており、会えない間もお姉さんはずっとお菓子を差し入れするなど妹を気にかけていました。動画は80万回以上再生され、喜び合う姿に「泣いちゃいました 長生きして欲しい」「すごく幸せな気持ちになりました」といった声が寄せられています。

動画は、奈良県大淀町の養護老人ホーム「美吉野園老人寮」がインスタグラムにアップしたもの。大正7年生まれのお姉さんがこちらで暮らしており、妹さんは隣接する特養寮にいます。

「あっ、お姉さん」という声に「あらー!」と気づいたお姉さんは「久しぶりだねえ」と大喜び。妹さんも涙を流し「私うれしいてどないしたろ…」「元気だったか?」と、互いに声を掛け合っています。

生活相談員・田中博久さんによると、姉妹は6人きょうだい。年は少し離れていますが仲がよく、コロナに入る前は頻繁に会っていたそうです。お姉さんは妹さんのことをいつも気にかけ、施設の売店でお菓子などを買ってはよくスタッフに頼んで妹さんに届けていたそうです。

感染対策も緩和され、直接お菓子を渡せるようにとこうした場を設けることになり、再会に至りました。動画ではお姉さんが「いつも半分だった」と話していますが、「妹にあげるため、いつも買ったお菓子を半分にしていた」という意味なのですね。

コメントには「このご姉妹ほんとに可愛らしい!」「素敵なやり取りで感動しました」といった声が寄せられました。

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