今さら聞けない!「サスティナビリティ」って? ペットボトル容器も進化

デイリースポーツ デイリースポーツ

サスティナビリティとは

サスティナビリティ。この言葉は、英語の「sustain(持続させる)」と「ability(可能)」を組み合わせた言葉。つまりサスティナビリティとは、直訳すると「持続可能性」なのですが、あまりしっくり来ないですよね。

まあ、「目の前の金ばっかり追わんと、社会に迷惑かけない、自然を破壊しない、子々孫々まで続けられる生き方をしまひょ」ということです。企業なら「自分だけ儲かったら他がどうなってもええわ」みたいな仕事をしなさんな、ということですね。

リサイクルも技術が進化

私たちの日々の生活で、よく耳にするのは「資源の有効活用・リサイクル」。

たとえば、ペットボトル飲料の飲み終わった容器。これはゴミでなく、きちんと分別すれば立派な資源なのです。食品トレイや卵パックに生まれ変わるだけでなく、現在では完全に異物を除去して「使い終わったペットボトルから新たなペットボトルが生み出せる」というところまで技術は進化しています。

でも、家庭で飲み終わったペットボトルって、潰すのが面倒だったり、うまく潰せなくてかさばって場所をとったりと、結構ストレスに感じている人もいるのではないでしょうか。

2リットル容器が1/6に?

4月から「サントリー天然水」の2リットルボトルの容器が、なんと6分の1にまでたためてしまうようになったのです。これは、家の中がスッキリするだけでなく、使用するポリ袋の数も減らせるし、そしてリサイクルの効率アップにもつながっていく。サントリーによると、「日本で一番売れているブランドだからこそ、美味しさだけでなく、お客様の利便性を高めることで、お客様と一緒に世の中にとってプラスになることを実現していきたいとの考えで、飲み終わった後に、〝たたみやすい〟ペットボトルを開発した」とのこと。

最初は身近なところから

このサントリー天然水のペットボトル、ちょっと実際にたたんでみました。するとこれが結構楽しい。どんどんたたみたくなってしまう。普段はあまり家庭ゴミに関与してこなかったパパも、ちょっとやってみたいと思うのではないでしょうか。つぶすのでなく、たたむことで、家庭でのストレスも減って奥様もニッコリ。家庭円満にもつながれば良いですよね。

◆宮本昭仁(ライター・プランナー)関西ウォーカーのグルメライターとして約1000店舗を取材。また数十~数百の飲食店が参加する食べ歩きイベント「バルイベント」を北浜、肥後橋、茶屋町、天満橋などで開催。現在では店舗プロデュースも行っている。過去「おはよう朝日です」「朝生ワイド す・またん!Zip!」などのテレビ番組にグルメコメンテーターとして出演。

おすすめニュース

新着ニュース