「証明写真撮った」→え、写っているのは鳥!? シュールな写真に「まさかあの箱に連れて行ったのか…?」「可愛すぎて笑った」と話題に

小川 良樹 小川 良樹

「証明写真撮った」と1枚の写真をツイートしたのは、ゴイサギ(@goi_can_fly)さん。

証明写真というと、身分証明書や書類などに貼るために写真館や街なかの証明写真機で撮るものですが、ゴイサギさんが投稿した写真には、なんと2匹の鳥さんが写ってるではありませんか。

写真に写っている鳥さんは、ゴイサギさんが飼っているオカメインコのアメリちゃんと、サギの仲間のゴイサギです。人間が撮る証明写真さながらにきっちりとお顔を決めて正面を向いている様子が、シュールでいて可愛らしくジワる1枚になっています。

「就活するのかな?笑」
「じわる(笑)」
「シンプルに好きw」
「可愛すぎて笑った」
「どうやって撮ったんだろう?まさかあの箱に連れて行ったのか…?」

見た人にクスッと笑いを届けたと共に、リプ欄には、どうやって撮ったのか気になるという声が寄せられました。投稿したゴイサギさんにお話を聞きました。

ーー街中にある証明写真ボックスで撮った…はずはありませんよね?撮影方法を教えてください。

「至ってシンプルで、スマホと一眼レフで撮ったスマホの写真を、背景透過して証明写真っぽい背景と合成して作成しました。」

ーーなるほど!ちなみにこの写真を作成しようと思った経緯は?

「自分の証明写真を使う機会があったのですが、自分の顔でちょっとガッカリしてた時に、鳥が好きだったので試しに鳥で作ってみたところ、最高に可愛い1枚が出来てしまったという訳です」

ーーこの後この写真はどうされたのでしょうか?

「自分のスマホケースに挟んだり、学生証に貼ったりしました」

ーーゴイサギさんは鳥が大好きなんですね。

「実は鳥を好きになったのは最近で、中3の時に飼い始めた証明写真にも写っているオカメインコがきっかけです。その時から、外にいるスズメやカラスの仕草などがうちの子と似ていることに気付き、鳥沼にどっぷりハマりました」

ーーそんなゴイサギさんにとっての、鳥類とはどんな存在ですか?

「鳥とは私の道しるべです。私は自分の大好きな鳥を追うため様々なことを調べ、自然のことや世の中のことを知りました。今まで見てこなかった世界を見せてくれて、これからも沢山のことを教えてくれると思います。鳥は私を知らない世界へと導いてくれる大事な存在ですね」

ーーゴイサギさんは鳥類のイラストや漫画も描かれているとのことですが、その中でもお気に入りの作品は?

「もう1人の鳥絵描きさんと協力して作ったもので、野鳥への餌付け禁止を呼びかけるポスターがお気に入りです。野鳥への餌付けが野鳥たち自身への被害になってしまうことを伝えるために描きました。」

「また私が描いたものの中でいちばん反響があったツバメの四コマ漫画もお気に入りです。春から夏にかけて見ることのできる、駅や玄関の壁などによく見るツバメの巣にみっちり詰まってる巣立ち前の子供たち。みっちり詰まったツバメ達の可愛さに心打たれ描きました」

ーーゴイサギさんは他にも鳥類に携わる活動をされているとか。

「私は現在コアジサシという絶滅危惧種の海鳥を守る活動『リトルターンプロジェクト』で活動をしており、東京の森ヶ崎水再生センターの屋上にある人工営巣地で毎年コアジサシの保護活動を行っています。また千葉にある生き物の宝庫である谷津干潟で『ユースプロジェクト』で学生中心の干潟保全活動をしています。

都市化が進み干潟の減少、人間のゴミによる汚染で住む場所を失った生き物が沢山います。しかし汚染問題は私たち1人1人の心掛けによって改善することができます。皆さんの力で少しでも豊かな自然環境を作っていけたらなと思います」

最後にゴイサギさんは、「鳥はあなたの身近なところに潜む癒しです。私の投稿で少しでも鳥に興味を持ってくれる人が増えてくれたら嬉しいです!鳥最高!」と話してくれました。

■Twitter:「ゴイサギ」(@goi_can_fly)
https://twitter.com/goi_can_fly

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