お酒をこよなく愛する37歳の男性が、チャーミングな失態をおかし、ツイッター上で話題になっている。自分の誕生日を祝うため、夜中に缶ビールを買いに行ったが、記憶がないまま冷凍庫の中へ。翌日、缶は泡を吹き散らかした無残な姿で発見された。男性は「製氷機に入れた経緯は全く覚えておりません」ときっぱり。一方で「いい年こいてこんな感じですが、いつも予想外なことが起きて楽しいですよ」とも話す。
男性の誕生日は2月8日。週末の10日に一人で誕生日会をしようとケーキとお酒を買って飲んでいたところ、友人とビデオ電話でつなぐ「リモート飲み」をすることに。深夜にお酒が切れたため買い足したはずだが…その後の記憶はない。
翌日午後2時ごろ、深夜に買った缶ビールを探していると、冷凍庫で不思議な物体を発見。製氷機の中で、泡が吹き出したアサヒスーパードライのロング缶が現れた。泡の部分は油あげのような形相で、男性は「お前は誰だ?と思った」と振り返る。
炭酸が抜けると最高にまずい麦汁
お酒は無駄にしたくなかったため、氷は捨て、泡の部分はシャーベットとして食べた。炭酸が抜けたビールは常温で少しずつ溶かしてその日の夜11時に試飲した。「炭酸が完全に抜けて、最高にまずい麦汁ができた」と男性。アルコール感がなく、冷たいコクのある琥珀色の液体。ビールという飲み物は、炭酸の部分で、爽快感やそこから発せられるコクや苦味を楽しむものだと実感したという。ただ、自身も酒を愛する者。お酒に対して失態をしてしまった手前、申し訳なさもあり、全て飲み干した。
男性によると、同じような失態を過去に2、3度しているという。「人というものは学ばないももので、他にもいろいろ…。ごめんなさい、人っていうか、僕自身です。調子に乗りました」