子猫の甘噛みに、母猫「うちの子がすいません」ペシッ!…元ノラ猫親子のイラスト日記が話題「子は親を見て育つ」

馬場 かやの 馬場 かやの

「ノラネコさん親子を保護してお家に迎え入れたら、子猫が常にお母さんのマネしてて『親子かわいい〜』てなってる絵日記」というつぶやきと共に、ツイッターに絵日記と動画を投稿したAKR(@bou128)さん。

AKRさんは、飼い猫の「ろんさん」との日常を描いたコミックエッセイ『黒猫ろんと暮らしたら』(KADOKAWA)の著者で、「まいどなニュース」でもろんさんとの楽しいエピソードを披露してくれている人気の漫画家さんです。

投稿された絵日記には、AKRさんとろんさんの暮らしに、2022年の11月から仲間入りした元ノラネコ親子のエピソードが描かれています。

優しく見守り、時にはピシッと。子猫育ても大変だにゃ〜!

すやすやと寝ている親子の横で「オシッコしているかな?」と飼い主さんがトイレをチェックしていると、子猫が寄ってきて足を甘噛みしはじめます。

「やめて〜、助けて〜」飼い主さんが困っていると、母猫がささっと起き上がり子猫のそばへ。「うちのこがすいません」と言わんばかりに、子猫をペシッとパンチ!

「助けてくれてありがとう」と母猫に伝える飼い主さん。母猫は保護したばかりとは思えないほど人懐っこく、ぴとっと飼い主さんの横へ寄り添います。それをじーーっと見ている子猫も、母猫のマネをして、飼い主さんにぐいっとにじり寄ってくるのでした。

この投稿に、「優しい世界」「天才猫さん!」「元ノラネコとは思えない」「子猫がこれだけ懐っこいのはおかーにゃんが『ニンゲン怖くないよ』って教えてあげてるからですね」などのコメントが並び、8万件以上のいいねが付きました。

2匹にまつわる絵日記やツイートには、子猫が一生懸命母猫のマネをして挨拶や爪研ぎ、トイレトレーニングをしている様子や、人間が「チビーッ!?」と悲鳴を上げると子猫を止めに来て、しっかりとしつけている母猫の姿が見られて優しい気持ちになります。そんな猫さんたちについて、AKRさんにお話を聞きました。

天真爛漫な娘と見守る母、勇気を出して仲良くなろうとする先輩、ニャンズの関係が愛おしい

ーー今回保護された2匹のお名前は?

先住猫のろんさんの本名が「くろあん」なので同じ和菓子の名前にしたいと思い、白黒の母猫は豆大福から「まめ」に、三毛の子猫はみたらし団子から「みたらし」にしました。みたらしの愛称が「チビ・おチビ」なのは、うちの中庭に来ていたノラ時代にそう呼んでいたからからです。呼び慣れてるしこのままチビにしようかとも思ったけど、今のサイズ感だと成猫になったら母より大きくなる可能性の方が高いので!

——「ちび」と名付けたら、なぜか大きく育つという話もありますもんね! ノラ猫親子のまめちゃん&みたらしちゃんを保護して引き取ったキッカケは?

「昨年の7月末頃、うちの実家の庭に母猫のまめが子猫を連れてきて日中のほとんどを過ごすようになったため、迎え入れたのがキッカケです。万が一病気があったら……と、感染しないように家の中をエリア分けするなどの準備をしていたので、保護までは少し時間がかかってしまいました。うちに来たのは11月になってからです」

——親子はすぐにおうちでの生活に馴染みましたか?

「最初の頃は、ろんさんと冊越しで会わせていましたが、関係は良好で、少しずつコミュニケーションを取り始めています。子猫のみたらしは好奇心旺盛で、家の中を探検しに出掛けたり、ろんさんも勇気を振り絞って挨拶したり。まめさんは娘の帰りを待ちながらそっと見守っていたりと、3匹それぞれが共同生活を受け入れてくれているようです。今や“チビ”ことみたらしは“チビ”と呼ぶには無理があるほど成長(多分標準よりも大きいくらい!)してます(笑)」

天真爛漫なみたらしちゃんを囲み、ろんさんもまめさんも仲良くのびのびと暮らしているよう。ろんさん、元ノラネコ親子の日々の様子は、AKRさんの素敵なイラストで随時更新中なので、ぜひチェックしてみてください!

『黒猫ろんと暮らしたら①〜④巻』(KADOKAWA)

AKR(@bou128)さん
https://twitter.com/bou128
https://ameblo.jp/akr-neko/

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