皆さんは、「カワセミ」という鳥を知っているでしょうか。カワセミとは羽色が鮮やかで、翡翠(ひすい)のような体色から、飛ぶ宝石とも言われている美しい鳥です。
そんな美しいカワセミを追いかける1人の男性がいました。
「これ以上水面に近いカワセミはもう撮れないと思います。超貴重写真。」とツイートをされたのは、岡本幸太郎SONYα1(@c9_tereko)さん。
写真には、水飛沫を立てながら水面ぎりぎりを滑空する1匹のカワセミが写っています。水面に反射する色鮮やかな羽色がとても美しいですね。
「すげ〜!これは感動!」
「こんな写真初めてみました!!」
「綺麗すぎて美味しそうに見える」
「こんなかっこいいカワセミ初めて見た!」
「素人目に見ても、凄すぎる!!」
まるで水彩画の様に見えるこの写真に絶賛の声が多数寄せられ、投稿には7万件もの反響がありました。撮影した岡本幸太郎SONYα1さんに詳しくお話を聞きました。
ーーまるで絵のような写真に驚きました。このお写真はどちらで撮影されたのでしょうか?
「兵庫県丹波付近で撮影しました」
ーー撮影当時の状況を教えてください。
「この日は仕事が休みで朝からフィールドに向かい、夜が明けて明るくなり始めた時にカワセミを見つけました!そして10時ごろに連続で水浴びをしていたのでその時に撮影した写真です」
ーーこちらの写真を撮るにあたり、気をつけたことはありますでしょうか?
「カワセミが飛び込みそうな時は集中力を切らさない事です。その瞬間を逃すと同じシチュエーションは二度とやってこないので常に真剣に撮影しています!もちろん楽しみながらですけどね笑」
ーーちなみにお使いのカメラは?
「SONYのαシステムです!カメラがα1でレンズがSEL600F40GMですね」
ーープロフィールに「カワセミと猛禽類に惚れた男」とありますが、そのきっかけは?
「カワセミは本当に可愛いんです!カワセミやイヌワシと結婚したいって、イヌワシになりたいとも思っています!頭おかしいですよね、自分でもおかしいと思っています。笑
イヌワシに関してはスピード、パワー、カッコよさ、男のロマンが詰まっています!生態系の頂点に君臨する生き物がなぜこれほど理想的なカッコよさなんだろうっていつも不思議に思います。うまく言葉では表せませんが、でも言葉には表せない、実際に見ないと分からない魅力があります!」
ーー岡本幸太郎さんにとって、カワセミとはどのような生き物なのでしょうか?
「周りからすると「なぜそんなに同じ生き物を撮影して飽きないんだろう?」って思う人もいるかもしれませんが、しかし撮影すればするほど好きになり、奥が深いのがカワセミ撮影です。死ぬまで毎日撮影しても飽きないと思います、それくらい撮影してて楽しい生き物なんです」
岡本幸太郎さんは、「僕のTwitterでは主に野鳥撮影の魅力を伝えています!カメラが趣味の人、そうでない人にも野鳥撮影に興味を持ってもらえたら幸いです!」と話してくれました。
■Twitter:「岡本幸太郎SONYα1」(@c9_tereko)
https://twitter.com/c9_tereko