「快活CLUB」無料モーニング、15店舗で終了 原材料費などの高騰続き、継続困難に…担当者「他店については様子を見て協議」

金井 かおる 金井 かおる

 インターネットカフェ最大手チェーン「快活CLUB」の無料モーニングが9月末までに15店舗で終了したことが分かりました。

 同チェーンを運営する快活フロンティア(本社、神奈川県横浜市都筑区)の広報担当者によると、終了の理由は原材料費や物流費等の高騰が継続したため。「対策に努めてまいりましたが、継続は困難な状況となり、やむを得ず終了の判断に至りました」。

 無料モーニングを終了した店舗は次の通りです。

 酒田店(山形県酒田市)、鶴岡店(山形県鶴岡市)、米沢店(山形県米沢市)、山形高堂店(山形県山形市)、池袋東口駅前店(東京都豊島区)、亀戸駅前店(東京都江東区)、岐阜穂積店(岐阜県岐阜市)、岐阜垂井店(岐阜県不破郡)、岐阜羽島店(岐阜県羽島市)、大垣店(岐阜県大垣市)、和白店(福岡県福岡市)、ブランチ福岡下原店(福岡県福岡市)、西新店(福岡県福岡市)、福岡大橋駅西口店(福岡県福岡市)、福岡水城店(福岡県太宰府市)

 他店舗での対応については「今回の15店舗の様子を見て協議します」としています。

 快活CLUBは全国に505店舗を展開(6月8日現在)。同チェーンの無料モーニングは食パンとポテトが食べ放題の人気サービス。今年2月にはアメリカ産ポテトの輸入遅延を受け、全店舗でポテトの食べ放題は一時休止となり、モーニングのメニューは食パンのみとなっていました。

 ポテトの提供再開について、担当者は「輸入は再開されたものの、原価高騰、さらに揚げ油、電気代の高騰が続き、いまだにコストを圧迫要因が解決できておらず、再開が出来ておりません」としています。

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